結果は過程が決めるし過程は結果が決める
「結果が欲しい」というのはどの分野でもどんな場合でもその通りで、決して間違ってはいない。
ただ、結果に辿り着くその過程は、何でもあり、つまり、自由なのか?ある種のルール、もしくは自分で決めた何かがあるのか?の違いがある。
もちろん、それら結果は同じでも種類はある。
単純には、一度結果を出せば良いのか、それとも、永続的にその結果を出し続けたいのか?という違いだ。
もちろん、ここの結果を、自分自身はどう決めているのか?で、その過程がまるで変わるから、この違いを明確に決めていなければならないのだ。
例えば、今、目の前にいる自分と体格が同じくらいの人を投げる事だけが結果なのか、どんな体格の人でも、そして今だけではなく10年後20年後にも投げ飛ばしたいのか?という結果の違いがある。
当然、それぞれに過程への姿勢というか心構えが違う。
となると、どんな結果を求めているのかで「身体の使い方」と言っても、内容が全く変わって来るという事だ。
もちろん、何が良くて何が間違っているのか、という話ではなく、自分は「どこへ行くのか」が明確でなければ、学ぶにしても遠回りしたり、間違ってしまうということだ。
しかし、当たり前だが、本質的には学ぶのに間違いなど無い。
何故なら、何れの場合も間違いなく学ぶのは自分自身だからだ。
その責任において学んでいるのなら、一切の間違いはないのだ。
私のワークショップは「身体を使う為の基礎であり基本」でもある。
つまり、「何処へ行くにも必要な事」だ。
ただ、「何処へでもの基礎」だから一つのワークでも単純ではあるが、底が深いのだ。
その底の深さが「何処にでも」の肝になるからだ。
だから、プロでもアマチュアでも同時に受講できるのだ。