明日の今頃は美味しい食事か？

道場の雑巾がけも終わり、明日からの「武禅」への準備は整った。

しかし、ここに来て道場は寒い。
何時もなら、ジワッと寒くなって来ているので、そう寒さを感じる事は無かった。
しかし、今年は特別だ。

いきなり気温が落ちた感じがする。
そうなると、金木犀の甘い香りを出して来る。

これも不思議なもので、下の集落に降りて行くともの凄く巨大に育った金木犀がある。
背丈は一階の屋根に十分届いていて、縁側は完全に日陰になっている。
その育っている金木犀からは匂いはしないのだ。

何で？だ。

それはそれとして、明日の今頃は食事をしている。
喉が枯れているか、こころが枯れているか？
色々頭の中を渦巻いているだろう。

それで正解だ。
渦巻かなければ失敗だ。

しかし、それは誰もどうする事も出来ない。
研修のような腹積もりでは、真剣に向き合おうとしている人とは噛み合わない。

勿論、噛み合ってないということすら分からないのだが。
そんな人には、この2泊3日は苦痛だろうと思う。

噛み合っていない事を体感し、何とか噛み合うように自分を動かす、そうしている人には、楽しい2泊3日になる。
懇親会も反省会も、楽しい時間になる。

全ては自分次第だ。