「武禅一の行」はつもりの排除
「武禅一の行」は、人間関係を形成する為の自分作りに気付く為の講座です。
自分自身に「自分勝手に気付くのではなく」他人から見た自分を目安に気付いていくのです。
一般的に「こう見られたい・こう見られるのは嫌だ」とありますが、本当に「こう見られたい」のであれば、その行動を取らなければ他人からは見えませんし、「こう見られるのは嫌」なら、そう見られるような行動を取らないようにすれば良いだけです。
しかし、その事、自分自身の行動をきちんと検証はしないのが殆どです。
「やっているつもり」「やったつもり」という「つもり」に象徴される「思い込み」です。
「武禅一の行」では、その「思い込みを排除する」事も目的です。
思い込みやつもり程、不合理な癖はありませんし、それは益々自分と他人との間の溝を広くさせるだけです。
「あなたは私を見てくれていません」と、見ているつもりの人に言葉が飛びます。
これには、殆どの人が驚きます。
あなたは、生まれてこの方他人を見ていなかったのです。
「そんなことはない」と誰しも思います。
しかし、人は「自分の見たいようにしか見ない」という特性があるので、動物達のように「そのもの」は見ていないのです。
そんな深いところまで2泊3日間稽古浸り、人間関係浸りが「武禅一の行」です。