合宿で、ふと
一つの事に集中して稽古をしていると、その流れというか続きで新しい事を発見する事が度々ある。
今回の合宿でも発見した。
新しい事を発見すると、必ずやることがある。
それは、基本に戻る事だ。
基本からどういう要素が加味されて「これ」になったか。
それを改めて過程的に捉える事が目的だ。
その確認があるから「何を指導するのか」の「何を」が明確化される。
明確化されるから、それが合理的なのかそうでないかも見え、習う側にやる気があればそれに見合う材料としての形や動きが提示されているという事になる。
今回の合宿で、面白い事をいう人がいた。
「ストレスが嫌、楽しい事が好き」らしい。
もちろん、その両方とも私は知らない。
体感しているのかもしれないが、その言葉を持っていないから分からない。
もっと言えば、その言葉で時間つぶしをするよりも、何か他の事を行動しているのが私だからだ。
「ストレスがなければ楽しいという事なのか?」と質問すると「そうだ」という。
で「ストレスって何や?どんなこと?他」色んな質問をしてみる。
当然、「楽しい」という方も質問する。
もちろん、それらを云々するのは自由だが、それは「そこに・その時に」時間を止める行為であって、何ら建設的ではない。
もちろん、私はそれも考えた事はない。
今、これを書いただけだ。
基本的に「その言葉を持っていないから」だ。
大阪ワークショップは初秋の9月21.22.23日