自分だけが自分を豊かに出来るのだ
明日は大阪の「明鏡塾13期」の第一回目の講座だ。
大方の人が再受講なので、どんどん中身が濃くなる。
そういう言い方をしても、受講していない人には分からないが。
1月31日からのワークショップも「武禅一の行」も同じで、私が主宰するワークは時間と共に「濃くなる」のだ。
単刀直入に言えば、より本質を追求していく、ということになる。
一般的に、講座なり学校なりで「時間は?」というと、新しい事を習う為のようなものだ。
武道的な習い事なら、優しい型から順番に難しい型を覚えていく事になる。
その習いの中で自動的に深くなる事もあるが、大方は新しい事を習い知る為の時間だ。
濃くなるというのは、「積み重なる」と考えれば良い。
技術がどんどん精密になるようなものだ。
そしてそれは、言葉の中身を濃くするようなものだ。
幼児の時に「こんにちは」と覚えて喋るのと、中学生、大学生、そして50歳になった時の「それ」は深みを増しているだろう。
それだ。
その道を歩く事を目的としているのが、私の関わる講座だ。
つまり、自分自身をとことん迄深める、それは、自分の人生を自分自身が作り出す事に他ならないのだ。
これらの文章には隙間が沢山ある。
その隙間を埋めるのが、自分自身の行動であり考える事なのだ。
例えば、ワークショップで「胸骨操作」をする。
見本を見る、それを真似る。
組んだ人に真似れているか否かを指摘してもらう。
ここが大事なのだ。
自分自身のやっている事の多くは、自分自身が管理出来ている事とは異なるからだ。
自分自身を深める一歩はここからだ。
1月31日から2月2日は新春大阪ワークショップは阪神野田の近くです。
