2019年9月

人生
辞めグセ

「10年じゃぁ、何も出来るようになりませんね」これは、ミナ・ペルフォネンの皆川さんとの会話の一部だ。新しく入社して来る若い人は、直ぐに自分の思っていることを表現できるようになると思っているので、それが出来なかったら止めて […]

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人生
直感からの体系作り

過去はいくらでも塗り替えられる。というのは、私自身の過去を思い出し、どんな稽古をしたか、どう考えていたか等々を拾い出す。そんな時、時系列が混乱していることに気付く。過去を美化する、と言われるが本当にそうだ。時系列の混乱が […]

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人生
結局はその人

少し前に、空手界では有名な先生が、私のことをブログで紹介してくれていた。私のやっていることは「身体の能力」であって、技ではない、という言葉に惹かれたそうだ。わざわざ動画まで貼り付けて説明して頂いた。 驚いて、お礼のコメン […]

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人生
人間関係に関する問題は

武道をやりたい人、あるいは、武道をする目的はなんだろう?そんなことを、私自身の武道の取り組みから考える。 実際の稽古の中で、大事にしていることはなんだろう。まず体感覚がある。そこには2つの内容があり、1つは、文字通り自分 […]

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人生
人は深化する

約束の組稽古をやっていると、色々なことに気付いていく。自分としては当たり前のことになってしまっていて、10年組には出来るだろうと思い込んでしまっているが、全く出来ないこともある。 「どうして?」と考える。私が出来ていった […]

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人生
意見を言う時は

「考えるな、体にきけ」が5刷になり、「2」を作ろうという話になっている。昨日はその打ち合わせだった。 編集者が作った目次を見た時に、そこにある前提は「身体は動くもの」だと気付いた。そこには引っかかる。身体は動くもの、とい […]

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稽古
気持ちが動いてしまうのは

人は他人のこととなると、かなり客観的に語る事ができる。その中で、それを話す自分自身の言葉に「そうか」と気づくことも多い。その「そうか」は、自分自身の事に取り込もうという「そうか」だ。 だが、自分自身の事になると、途端に気 […]

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伝統武道
質を求めれば

30年ほど前に、「突きはこれだろう」と納得した時期があった。肘や胸骨など、その当時の考えうる全てを駆使し、稽古をしたたまものだ。しかし、そうではなかった。 それは、還暦のドラムソロコンサートの時の体感と同じで、「よし、力 […]

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人生
人と向き合う場

「自分にとって、本気で人と治療に向き合える場があることがとてもありがたいことだと思っています。そして、自分が日頃、職場や利用者さんに対して、やっていることがどうなのかを検証する場として、また、はっきりとそのことに対してど […]

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明鏡塾
偶然だが

では、「プロフェッショナル」とはなんだろう。その語源は“profess”で、「pro =前」で「fess = 話す」ことだ。これは中世の欧州で、医者・法律家・聖職者が養成機関を卒業し、その職に就く前に神に対して「自らの専 […]

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