人と向き合う場
「自分にとって、本気で人と治療に向き合える場があることがとてもありがたいことだと思っています。そして、自分が日頃、職場や利用者さんに対して、やっていることがどうなのかを検証する場として、また、はっきりとそのことに対してどうだったのかを返してもらえる場として、貴重な場となっています。」
これは4期から受講し、一度空いて7.8期と再受講している理学療法士の言葉だ。
「明鏡塾」は、そういう場である。
つまり、治療技術云々がメインではなく、人との関わりがメインであり、塾生同士が切磋琢磨する場なのだ。
その切磋琢磨は、忖度しないという意味がある。
駄目は駄目、良いは良い、そこを徹底的に突っ込んでいく場だ。
その自分に対する厳しさが、自動的に治療技術を押し上げていくのだ。
これは、ワークショップや道場とも共通する。
「それは気持ちが悪いよ」
昨今、子供でもそんな言葉を言わなくなった。
いや、言えなくなっているのだ。
じゃ、どうしろというのだ。
その人が本当に感じていることなのにだ。
患者さんや利用者さんも、医師や看護師、治療家の人達に直感的に思うことである。
但し「言わない」のだ。
一般社会でも同じで、誰もそういったことで本当のことは言わない。
お茶を濁すだけだ。
自分が他人に対することを思えば直ぐに分かることだが、そこも矯正されてしまっているから言わない。
それをきちんと話せる場が、私の場である。
「すみません、ここまで出かかっているのですが、言っていいですかね、おばはんええかげんにしいや!」
これが普通の筈だ。
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