偶然だが

では、「プロフェッショナル」とはなんだろう。その語源は“profess”で、「pro =前」で「fess = 話す」ことだ。これは中世の欧州で、医者・法律家・聖職者が養成機関を卒業し、その職に就く前に神に対して「自らの専門的な技能を用いて、社会(医師の場合は患者)のためにベストを尽くす」と宣誓することに由来する。

この記事は内科医の原田先生のブログにリンクされていた文章の一部だ。
https://www.fsight.jp/articles/-/45836?fbclid=IwAR3-kmdb7_V78ntc48eaFafGStMCj-1PYy2672xEKHnlTyv1cHoGOuoBSZs

もちろん、私はその意味を知らなかった。
自分なりに「プロとは」という感じで、日本の匠と呼ばれれる職人さんの仕事ぶりやその心構えを当てはめていた。
しかし、知ってみると当たらずとも遠からずだったことに、ある意味で文化の国境を超えるものだと感心した。

私は私の中で、それは「自立した人」でなければならない。
つまり、思想的にも思考的にも独自の視点を持ち、既成の諸々に対しての意見を持っていなければならない。
もちろん、その上で技量が卓越していること。
そんな定義を持って社会に臨んでいたのだ。
これらは、芸術家という立場を客観視した時、そして、私の生きる方向を考えた時、「これがプロだ」と定義したのだ。
いみじくもそれがここでいう「宣誓」ということだ。

自分は何者か、それは「明鏡塾」での最初の講座だったことにも偶然の一致に驚く。

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