武禅・自分を知る

武禅・自分を知る
その状況で考え抜くと

妻が稽古着の上着を縫ってくれた。 25.6年ほど前はピシッとした洋服を買うお金がなかった。だから、講演や研修を頼まれた時、何時も作務衣だった。作務衣だと、「そんな人」という印象があるので、どれだけ安い生地でも、男性には分 […]

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目を閉じればプライベート

結局、熊野では簡単な修理しか出来なかった。天候という天敵があるから仕方がない。 熊野に来て、「あれっ」と思ったら狸と思ったら、よく調べたら実は穴熊だった。コロコロしているから、一見狸と間違えたのだ。町役場でその話をしたら […]

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頭は複雑きわまりない

「思う」という言葉、そしてその実際を考えると複雑極まりない。「思い付き」という言葉もある。これも難しい。試行錯誤の挙句「思いついた」ことは、大概うまくいく。しかし、会話などでその場の流れで「思いついた」言葉は、別段何もな […]

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思ったこと、思うこと

道場を建てている途中で薪ストーブを買った。たまたま冬の札幌に仕事で行った時、ショールームでデモを行っていたストーブが気に入ったからだ。このストーブなら、大きな道場でも暖まるだろうと「思った」からだ。 これが間違っていた。 […]

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人を好きであれば

野次馬ということで昨日は書いてみたが、よく考えると、野次馬の人に「野次馬は駄目」と言っても分からないことだ。もちろん、野次馬として分かるだけだ。興味本位だ。ここでも、こちらが勝手に誤解をする。「話が通じた」と思ってしまう […]

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絶対に井の中から出ないこと

昨今、自己啓発系のセミナーで、武道を取り上げられている。私も講師として招かれたことがある。それは、大きく言えば嬉しい事だ。日本が世界に誇れる、身体文化だからだ。もちろん、この身体文化というのは、精神や自意識の成長を含まれ […]

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気持ちの無い言葉は通じない

先日「武禅おさらい会」をやった。これは定期的にやろうと思っているが、前回では取り組み方の差が一挙に出た。 そうなると、稽古にならない。 真剣風と真剣との違いだ。 「風」にするのであれば、別段稽古をする必要はない。 日常は […]

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自分に違和感を感じる力がいるで

違和感のある人はどんな人?と考えるが、一つ問題がある。自分の持つ違和感を感知する能力は正常かどうかだ。 正常をいうのは、本能が保つ働きだけを十二分に使っているから発揮されるものだ。異常というのは、その働きが起こる前に「好 […]

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声は身体に作用する

「武禅おさらい会」は、「話す・聴く」に特化したものになる。もちろん、巷にある「話し方」や「傾聴」ではない。相手に伝えたいという、当たり前の欲求、聴きたいという当たり前の欲求が有るのか無いのかの話だ。 動物は、吠え方や聴き […]

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武禅おさらい会

「武禅のおさらい会」を2月から順次始める。武禅では、基本的に「目付」や「声」を通して、人との関係を深いものにする。どうして「目」であり「声」なのかというと、この二つは、誤魔化しようがないからだ。「武禅」では、目付を「眺め […]

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