自分を知る為に

ブログを始めて何年になるだろう。

当初そのブログは1000文字しか書き込めなかった。
だから、1000文字で言いたいことを書き出す、という訓練になったし、私もそのつもりで書いていた。
それは、雑誌の連載や書籍を書く時の訓練にもなったからだ。

思えば、日記などというものは、中学生の頃から常に3日坊主だった。
「今年こそは」と意気込んではいたが、続いたためしは無かった。

今になって思えば、当時は「日記を書こう」ということが目的になっていたからだ。
「日記を書く」という事を、書いたこともない人間が思うとそれは目的にはならない。
それには、全く気付かなかった。
だから、3日坊主の積み重ねだ。

何でも積み重ねると、何とかなると思っていたが、それは絶対に何ともならないことだと、今なら分かる。
仮に日記を書こうとして続けられている人は、「書きたいこと」あるいは、「どんなことを」が明確にある人だ。
だから、その人にとっては「日記を書こう」が目的でも続くのだ。

ここに在る、自分自身の持つ言葉の使い方の問題に気付かない事が、色々な3日坊主の原因だ。
そんな事も、ブログを綴ることで気付いたり、綴っている途中で気付いたりする。
その意味で、脳内にある「何か」を文章にするのは、自分の脳内を開けているのと同じだ。
だから、客観的に自分を見ることの出来る方法の一つだとも思って続けている。

次は夏ギラギラの沖縄ワークショップ
沖縄ワークショップ8月10.11.12日

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