答えは自ずと見えている
答えが欲しい症候群ではないか?そんなことを思う。
「答えを知ってどうするの?」なのだが、大方の人の質問は、そこを求めている。
「答えは自分が出すもの」であって、誰かの答えを知っても意味がない。
何時も書いていることだ。
逆にいうと、その答えが出てくる過程が重要だ。
過程の中で、予期せぬ答えが出る場合もあるし、問題そのものの間違いに気づくこともある。
だから、過程を丁寧に辿っていくこと、つまり、人生を自分の力で歩くことが大事なのだ。
そこから言うと、人生は、自分の出した問題や答えを引き出す、過程であり答えでもあるということだ。
それらは常に同時進行としてある。
例えば、「明鏡塾」や「武道」では、テーマを稽古する。
稽古をしているが、その行為そのものが答えでもあるのだ。
テーマの答えだけが答えではないのだ。
取り組み方その一つ一つが答えなのだ。
だから、誰かの取り組み方を見ていると、答えは自ずと見えているということだ。
次は夏ギラギラの沖縄ワークショップ
沖縄ワークショップ8月10.11.12日