2018年4月

伝統武道
常にリスクはない

私が80歳ということを意識したのには理由がある。80歳の時、当然30歳の今よりも肉体的運動能力は落ちている。肉体も硬くなっているだろう。心肺機能も衰えているだろう。であれば、現在の鍛錬の仕方が間違っているとしたのだ。間違 […]

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伝統武道
ボウフラのように生きて

人は老いていく。そのことを30歳代で想定しているだろうか。社会がどう移り変わろうと、個人、つまり、それぞれの人々は間違いなく「老いる」。もちろん、誰でも分かっているだろう。しかし、社会の仕組みがそうはなっていない。企業が […]

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伝統武道
30年前の出来たを超えている

「出来る」って何だろう?Ⅰ0年前に出来ていた何か?20年前に出来ていた「技」、30年前に「出来た」と思った「技」。今日、やってみると、全く違うものになっていた。それは自分でも分からないし、何がやれていたのか分からない。で […]

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感性
自分に嘘をつくなというのは

「触れる」ことが武道や武術にとって、一番大事なことではないか、と気付いたのは30数年前だ。それは私に出来て、当時の内弟子達に出来ないことが多かったからだ。身体運動的には間違いないのだが出来ない。その事が気付くキッカケにな […]

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感性
夢という夢

「夢ってなに?」という話で盛り上がった。ある若者が面接の時「君の夢は」と質問されたので、「そんなものありません」と答えたそうだ。そうすると社長に驚かれ「夢とは」ということを聞かされたという。その話を聞いていて「その社長は […]

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人生波風一杯
何が成長させるのか

昨日は「東京・明鏡塾6期」5回目の講座だった。 それは単純に回数が5回目、あるいは、再受講の人達なら11回目17回目ということではない。 そこに受講生達の質が加速度的、あるいは、何乗単位で濃くなっているという状態が重なっ […]

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伝統武道
出来ないことを目指すのではなく

例えば、先日は刀の使い方の稽古をした。どうすれば鎧の上から斬っても、ダメージを与える事が出来るか?それには体重が刀や槍、棒に体重が乗らなければいけない。「じゃあ、こうしてみようか」アイディアが浮びそれをやってみる。ミット […]

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明鏡塾
夢に向かって

通じ合えるというのは、言葉の理解、意味の理解ではない。その裏にある真意であり気持ちだ。だから、人は動くのだ。 「意気に感じる」という言葉が死語だとは思わない。それは「明鏡塾」にくる若者達と接していて感じた。そして、医師と […]

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明鏡塾
通じ合える言葉は

「人の話を聞きなさい」とよく親に叱られた。親の言うことを、何一つ守らないからだ。親が説教をしたり、小言とを言ってる時、殆どの場合私は、どうすればこの時間を短縮出来るか、あるいは、どうすれば逃げ出せるかを考えていた。親から […]

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伝統武道
神田道場で

神田道場を開いているが、もちろん殆ど来ない。宣伝もしてなければ、知らせてもいないからだ。 これで来たら、それこそひっくり返る。スタートの錦糸町の二の舞いだ。 しかし、道場の雰囲気はまるで違う。もちろん、それは私自身の取り […]

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