稽古

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自分からの脱却は

字が汚いと、自分なりに思うとする。 そうすると「美しい字を書きたい」と思う。 それは美意識も入っているだろうし、向上心も入っている。 汚い字を良しとする自分からの脱却だ。 しかし、これを他人から指摘され、「君は字が汚いね […]

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一足飛びの自分は

「自己実現」なる言葉が流行った時がある。 その時「もう、みんなは自己実現されている」とよく話した。 それは昨日に思った自分が今日の自分であり、10年前に夢見た自分が現在の自分だからだ。 その今日の自分、10年前に夢見た現 […]

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生涯学習というなら

例えば、30数年前「重力」という言葉や現象を手に入れた。 手に入れたというのは、その「重力」という概念を自分のものにした、つまり、使えるということだ。 使えるというのは、日常化しているということだ。 もちろん、ここに大き […]

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場が分からない人

色々な教室が有る。 それを習いに来る人がいる。 もちろん、セミナーやワークショップも同じだ。 当たり前の事だが、そこには必ず先生というか講師というか、そういった指導者がいる。 その人達の元にワークや授業が進行する。 しか […]

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言われた事が出来る事で見えてくるもの

何かを習っているとする。 その時先輩や、先生方のアドバイスが全部違うとする。 昔は、それはいけないと思っていた。 もちろん、それが統一されている方が、習う側からすると分かりやすいのは確かだ。 しかし、例え間違ったアドバイ […]

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言葉を手に入れる歓び

今日は、書籍の打合せをしていた。 編集の人で、結構話を理解できる人との会話は、私自身の中にあるヒントが会話の中で出てくる。 その意味でも、会話は私に取って重要な役割を持っている。 生命の話、世界の未来の話、人工知能の話。 […]

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強要はしないが

世の中には色々な考え方がある。 色々な種類やレベルの違いを持った人達だらけだからだ。 百花繚乱と云えば美しく聞こえるが、混沌そのものだ。 私は、きちんとしたことをきちんとする、という基本が大事だと考える。 きちんとしたこ […]

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忘れる大事さ

身体のトレーニングをどう捉えるのかと問えば、色々な答えがあるだろう。 武道の場合は、それを忘れる為に有る。 もちろん、スポーツでも同じだ。 徹底的に身体に馴染ませ、その後忘れるのだ。 この「忘れる」という作業が相当大事だ […]

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18年ではこの程度

1998年に書いた自分の記事を読み返している。 書籍にする為だ。 18年前だ。 0歳児が18歳になっているということだ。 そう考えると18年は、途方も無い時間のように思う。 その18年間には相当色々な出来事があり、貴重な […]

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何かが出来ることの奇跡

上手か下手か、ということではなく、「何をやっているのか分からない」という稽古がある。 当人たちは、きっと「◯○をやっている」と自負しているのだろう。 しかし、これは見える形の話ではない。 形が複雑すぎて、あるいは、それぞ […]

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