稽古

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クセと言っていたら

例えば、「押してはいけない」という条件があったとする。 しかし、大方の人は押す。 いくら腕が押さない様にしていても、身体全体は押す形になっている。 その事に、気付く人は数少ない。 もちろん、それがクセだといえばクセだ。 […]

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鮨職人ではないが

お鮨の話ではないが、握る・触るは、それこそ鮨職人と同等か、それ以上の繊細さが必要だ。 そんな事もあり、先日小野二郎さんの映画を見たのだ。 その手は、ネタやシャリとの対話と言ってもよいくらい、じっくり鮨そのものと向かい合っ […]

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柔らかく使える身体

「柔らかい身体」と言えば、ダンサーやサーカス、アスリートなど、身体パフォーマーが直ぐに頭に浮かぶ。 実際、背骨も各関節も稼動域が広い。 だから柔らかい身体、なのか? そこのところがさっぱり分からない。 いくら稼動域が、人 […]

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正確は

器用な人、ということを少し書いたが、私はドンくさいから、そういった人を羨ましく思う。 もし、私がそれ程器用なら、自分が出来る全てのことで、それこそ一番になってやるのに、と思うからだ。 でも、そういった器用な人を見ていると […]

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どう聞く?

大阪教室へ。先日の大学での講演でもそうだったが、若い子達は言葉の使い方を知らなさすぎる。 もちろん、一般常識的なことでもそうだが、対人的な言葉の持っていき方だ。 例えば、何か話しを聞いたとする。 「何を聞けた?」と質問す […]

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新しい目標

私の道場で、最も重要な基礎稽古は「肘当て六法」という型だ。 もちろん、基礎稽古といっても、初心者だけがやる稽古ではない。 私は30数年、この型を見直したり稽古したりしている。 何かしらの気付きがあった時、この型に帰る、そ […]

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デジタルは駄目

1.2.3.4.と順番で、デジタル的に動作を考えたらあかんで、と何時も言う。 それをするから、身体の動きがバラバラになるし、美しくも力も出ないのだ。 となると、腕力に頼るしかなくなる。 動きが途切れないこと、意識が途切れ […]

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稽古

やっぱり稽古は難しい。 やること、つまり、運動が難しいのではなく、その運動を指示する頭が固すぎるから難しくなるのだ。 そことの勝負が稽古だ。 しかし、大半は運動を精一杯するのが稽古だと解釈している。 若い頃は、体力を作る […]

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薪割りと稽古

昨日の稽古の日、十津川に住む生徒が、薪の材料を運んできてくれた。 杉は沢山有るのだが、火力が弱く直ぐに燃え尽きてしまうので、暖房には不向きだ。 今日は、運んでくれた薪割りで汗を流した。 やはり、体重を前膝や股関節に乗せる […]

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