感性

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お互い様という言い回し

人生で大事なのは「関係」だが、これは日本では「お互い様」という言い回しで、子供の頃から躾られている。子供がどれだけ騒いでも、近所の人は文句を言わない。「お互い様」だからだ。今のようなクレーマーと言われる人は、多分私の子供 […]

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冗談すら通じない人

結局のところ、価値観の異なる人、価値観すら持たない人と、言葉でも交わる事はない。そう考えると、何時も思っている「人は理解し合えない」が浮き彫りになる。そこで、理解し合う努力をどれだけしているのか、だけが唯一の取っ掛かりだ […]

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動物でもない

先程まで、カナダから帰国した鍼灸師と一緒にいた。声の話になり、声はどう作られて行くのだろう、という疑問だ。 薄っぺらい声や胡散臭い声、理知的な声、嘘くさい声、しっかりした声、幼稚な声等色々ある。飲み屋で耳を澄ますと、まず […]

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もはや生物でも無い

例えば、電車などを待って並んでいる時、スマホを見ながら前に立つおっさん。まるで私が立っているのを知らない気配だ。 私が一寸前に移動し、身体が少し当たるかな、という程度でくっつけて行っても、スマホに熱中しているから全く分か […]

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何時の間に

「僕は座長の求めているもの以上を出す。これをモットーにおいているので、何としても良いものを作りたい。そうじゃないと、呼んでもらっている意味がない。プロの和太鼓奏者として、「これで良いやろう」というのはプライドが許さない。 […]

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耳障りのよい言葉に実体はない

世の中を見渡していると、耳障りの良い言葉が溢れている。商品に対して、あるいは、学ぶものに対して付けられている、いわゆるキャッチコピー的な言葉だ。 耳障りが良いというのは、ある意味で「その気になれる」ということだろうと思う […]

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怖いという体感が

正月3日目。今日は朝から、東神奈川にある孝道山へ行って来た。このお寺は、ダンサーの安藤洋子さんのお父さんがお務めになっているお寺だ。そこで、毎年行われている正月のお祭りに息子一輝の和太鼓を、と頼まれたのを見にいったのだ。 […]

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目指せ、物分かりの悪い爺

「これ、ほんまにええんか?」と思う事もあれば「やっぱり凄い」と思う事も有る。 歴史に残る名曲とされるクラシック音楽を聞き「これ、ほんまに名曲か?」と思う。もちろん、そう感じたのは「私」であって、名曲とされる、そのものとは […]

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もっと有るやろ

1階の屋根が4棟壊れている。そこにブルーシートをかけてあったのだが、風に煽られて破れていた。そこに応急処置を施したが、これからどんどん北風が強くなる。熊野の道場は、台風の風よりも冬の北風の方が強いから応急処置では間に合わ […]

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私は何を見ているのか

「見る目が変わる」のは、そこに新しい情報が入ったからだ。しかし、だからこそその情報をどう処理するのか、という問題が起こるのだ。処理をというのは判断だ。だが、ここで起こる問題は、自分自身が気付くのかどうかにかかってくる。つ […]

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