中途半端になった

零細企業なら、人数が少ないから全員仕事が出来る。
しかし、人数が増えてくると、自ずと出来る人と出来ない人の差が生まれてくる。
これが大企業になると如実に現れる。

そこで何が言いたいのかというと、出来る人のところに仕事が集中し、その人だけが疲弊するということだ。
その逆に仕事が出来ないのに、出来ると思い込んでいる人が増えるということもある。

人が複数いることの良い点は、出来ない人をカバー出来ることだ。
しかし、厄介なのは、カバーされていることを分からない人だから、カバーされていることだ。
カバーされている、つまり、周りに迷惑をかけているのだが、それが分からない人が企業や仕事と括らなくても、どんな場にも山程いる。

どうして?
多分、医療と同じで、どんどん仕事そのものも細分化され、いわば専門化されることによって、専門外には目が向かなくなっているからだろうと思う。
オールマイティと言えば、特殊な感じがする現代だが、本来はオールマイティでなければならないのだ。
医療で言えば、人全体を診るということだ。
昔はそうだった。

Follow me!