断捨離2
断捨離と書いたが、断捨離をしようと思えば、溜め込む必要がある。
溜めて溜めて、つまり、自分の欲求のおもむくままに、溜め込まなければいけない。
とすると、欲求が相当沢山なければいけないという事だ。
そうだからこそ、「こんなに溜めてどうするの?」と自問自答できる環境が整うというものだ。
だから、それほど欲どしくもないのに、ほどほどにしなければ、と考えるのは間違っているのだ。
ほどほどという尺度など必要ではない。
お酒の依存症、俗にいうアルコール中毒がある。
数十年前、そんな友人は数人いた。
朝、起き抜けに日本酒を2合飲むと正常に近くなる。
朝から、お酒の匂いをプンプンさせていた。
しかし、仕事も出来るし、斬新なアイディアも行動力も持っていた。
その頃の、周りは誰も彼に「お酒をほどほどにしたら」とは言わなかった。
「お前、酒臭いわ」とはいうが、「止めろ」とは言わなかった。
お酒臭い奴は、仕事も何もかもひっくるめて、そいつであり、その存在価値を認めていたからだ。
ほどほどという考え方を持っていないから、型破りな発想が出来たり、生きたり、それこそ、そいつそのものの生き方が出来、それを周りも認めるし共存できていたのだ。
面白い人達が沢山いた時代だ。
日野晃’古希’ドラムソロコンサート
6月1日 新宿ルミネゼロ