山ちゃんおめでとう!

身体を使うということでは、技術職に限らず武道もダンス他多種多様にある。
では、それら全ての人と話しが通じるのかというとそうではない。
単純に言えば、与えられた仕事、あるいは動きを、そのままこなしている人とは、話は通じない。
運動だけ、身体を動かしているだけの人だ。

そういった実際から、自分を見つめる工夫をしている人とは話が通じる。
単純化していうと、例えば大工さんとしたら、その中の技術があり、その技術の良否から自分の欠点や長所を見付け、それらを元に工夫をする。
そういった人とは、深い話が可能だ。

だから、技術職だからといって、武道やダンスをしているからといっても、話が通じない人は山程いる。
特に武道関係では数人位しか話は通じない。
もちろん、だからといって話の通じない人は駄目だという話ではない。
単に「私は」というだけのことだ。

そういったスタンスは、年と共に明確になっている。
つまり、自分の歩いている道がハッキリとして来た、ということだ。
自己啓発だの自己実現だのと言葉は飛び交っているが、実際の人生、何かが見えてくるのは50歳を過ぎてからだ。
もちろん、若くて素晴らしい人達もいる。
先日も、天才と呼ばれている子供達が研究をしている動画を見た。
しかし、誰も天才の真似を出来ない。
だから、コツコツとで良いのだ。

話はぶっ飛ぶが、南海キャンディーズの山里くん、山ちゃんが結婚した。
目出度いことだ。
山ちゃんと私の動画がyoutubuにアップされているので、相当の数の人がそれを見ていると思う。
一度しかお仕事を一緒にしていないが、山ちゃんは真面目で頭の回転が早い、という印象だった。
そして、実行力もある。
いくら頭の回転が良くても、身体を使うことなのでそこでの実行力が伴っていなければ意味が無い。
それの下地は、きっと努力型でコツコツとやって来たのだと思った。
そういう噛合があり、あの番組はうまくいったのだ。
「山ちゃん、おめでとう!」

福岡ワークショップ6月28.29.30日
沖縄ワークショップ8月10.11.12日

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