人生波風一杯
基本は「これは何?・どうしてこれ?」から始まる
目的を持った一つの動作や運動から、その本質を探り出し、そこを突き詰める作業は何よりも楽しい。その結果が、色んな世界とリンクするようになるからだ。 もちろん、当初はそんな事は1ミリも頭に無かった。ただ「これは何?どうしてこ […]
東京ワークショップはまだ滑り込めますよ
東京ワークショップは、少しキャンセルが出たのでまだ滑り込めます。
最新の残席情報
柔道に「捨て身技」がある。
武道に関して言えば、最初から捨て身だ。
その意味で、柔道にある「捨て身技」とは全く違う。
武道では「技」ではなく、精神であり心構えだ。
つまり、生き方という事になる。
そんな話は、今時全く通じなくなっている。
武道が教えてくれる柔軟な考え方
武道には返し技や変化技がある。
その究極の目的は、どんな攻撃にも対処できる思考と身体を作り出す事にある。
しかし、大方は「返し技」や「変化技」として習得し、結局は色々な技と横並びになってしまい、変化できる「私」にはならない。
そんな事に気付いた時、稽古の方法を深く考えなければいけないと思ったのだ。
巷では「変化に対応する柔軟な考え方」を持たなければ、今後の世界の変化に対応できず取り残される、と囁かれている。
それはその通りだと思う。
手に職を付けているから
懇意にして貰っている原田医師の元には、それこそお年寄りが沢山来る。
そんなお年寄りを見ていて、充実した顔をしているのは、全員職人さんだそうだ。
台東区という場所柄、なんらかの職人さん達が多い。
そんな中で、奥さんが亡くなり一人で生活している職人さんも多いそうだ。
でも、その顔は充実しているという。
「孤独というのを感じた事ありますか」と医師が質問すると、「一度もない」と答えるそうだ。
それは何故か?そんな話でも盛り上がる。
どうして孤独を感じず、しかも充実した顔をしていられるのか?だ。
きっとそれは、「仕事をしているから」「仕事を通してお客さんと接しているから」ではないかと一応結論付けた。
仕事をしているというのは、仕事で工夫を凝らすという事や、お客さんの役に立っている、良い品物を提供しているという自負がある事だ。
「誰かの役に立っている」そこが一番のポイントだろう。
自分にある種の制限を設けた
懇親会を終えた翌日、原田先生とお茶をした。 色んな話の中で、「自分のリミッターを外す」というような話題になった。その話で自分の事を振り返って見た。 私自身は「リミッター」という言葉を持っていない事、そんな事を考えても見な […]
入り身は懐に入ると同じ、人間関係の肝だ
「明鏡塾」では「入り身」をした。一般的には「懐に入る」と訳せる。難しい。 そもそもが、違和感を与える相互関係だからだ。相手が目を逸らせない状態、意識が一定の方向で止まった状態を作り出せたら、違和感とは別の世界を作れるから […]
飲み屋で放映されたテレビを見て盛り上がった
昨日は「東京明鏡塾」15期2回目の講座だった。今回は、宮城県の方からも受講している柔整師がいる。医師も受講しているので、角度というか視点というか、それぞれに違うところが皆の役に立つ。 昨日は、「明鏡塾」の起ち上げ当初から […]
陰謀だというならば、これこそ陰謀だ
「これとこれを比べる」大事な事だ。違いを知る視点であり、自分を知る視点でもある。 運動会で、みんな並んでテープを切るという話を聞き、耳を疑った。みんな並んでテープを切るという事が設定されているなら、どうして走る必要がある […]
対立しない、は、対立出来ないということではない
「相手と対立しない」というのは、武道の真髄でもある。 しかし、「対立出来ない人」になるのではない。対立しないというのは、逆にとことん対立出来るという事でもある。 また「腕力がある必要はない」とはいうが、それは腕力が無くて […]
当たり前の事だが、限界は常に自分が決めている
「身体の可能性?」と言えば「無い」、身体の「可能性を引き出すのは自分自身」だからだ。決して身体メソッドでもなければ何かしらの身体理論でもない。自分自身の目的や目標、あるいは、「こうしてやろう」という何かに対する意欲のよう […]