母の誕生日

また思い出した、今日は母の誕生日だった。
同時に今年も半分通り過ぎた。

母の命日は全く記憶にないが、誕生日はやけにリアルに覚えている。
何でや?多分子供の頃、誕生日や修学旅行の折に、プレゼントとは呼ぶにはあまりにも粗末なものだが、度々贈った事があったからだろう。

しかし、母の死の前後は印象的だったから、覚えていても良い筈なのだが全く出て来ない。
何でや?
ま、日にちなどどうでもええと思っているからだろう。

そして一緒に暮らしたのも、もしかしたら1年ないかもしれない。

今から思えば、そういう生活も良かったのかもしれない。
つまり、どんなことでも「かもしれない」であって、そこに正しさを求める必要も、そもそも正しさ等ないからだ。

もしも正しさがあるとすれば、そこにある常識観から見た、というだけのものだ。
現在なら、訳の分からない心理学的基準を持ってくるので、それこそ意味不明の正しさから判断するのだろうが。

ただ、母は母で自分の人生を全うし、私は私で全うしていった。
それが健全だろう。

その意味で母に、べた付いた感情を持っていないし母も持っていなかっただろうと思う。

こうして、7月1日になると、ふと母の事を思い起こせるのは、私自身が平和な証拠だろうと思っている。

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