自分自身を粗末にしては駄目

知った言葉、憶えた言葉を、自分が消化していないのは何故か?
それらの言葉に対して質問を続けると、環状線、山手線状態で言葉が有る点から、同じ所に戻る。

いわゆる堂々巡り状態だ。

自分が消化していない事に気付く為には、行動で体現しているかどうかを見定める必要がある。
しかし、ここにある盲点は「つもり」だ。

体現したつもりになっている場合も多い。
ここで「そうか俺はバカなんだ」と逃げる場合もある事を経験した。

その時は、そんな人がいるのかと驚いた。
「ええ~、自分の事なのに、どうして」と思ったものだ。

深く人と関わって行くと、そういう場面は多々ある。

で、どうするのか?と聞くと、一からやり直すと言う。
それは無理だ。
もう一度、お母さんの胎内に戻る事は出来ない。

その人の言う一からというのは、そこからではなく自分の都合の良いところなのだ。

自分自身を客観的に眺めていないと、そういう事が起こるのだ。
というよりも、ほんとに自分自身の事を考えた事が無いからだ。

「自分を粗末にしない事」、亡くなった祖祖母がよく言ってくれていた言葉だ。

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