知的好奇心を満たす好機は
なんだか「しあわせ」という単語が目に付く。
この単語に出会ったのは、加山雄三の「君といつまでも」の歌詞だ。
「何を言うとんねん」と突っこんだものだ。
1965年だから私が17歳の頃だ。
よく叔父とこの歌の歌詞から「しあわせとは何ぞや」を考察したものだ。
結局「自分がそう思うから」という結論だった。
つまり、私にとっては17歳のガキが約60年前に結論を出していた単語だ。
それ以来、私の中には「しあわせ」という単語は無い。
その単語を持たないから、それに振り回される事は無い。
そんな事を思い出すと、この時代は叔父と色々考えるのが楽しく、それこそ時間の経つのを忘れて話していた。
2歳年上の叔父は、お互いに一人っ子だったから兄弟のような感じだった。
それを思い出すと、思春期の頃に知的好奇心を満たしていたのは、現在の私を作り出す良い基盤になっていたのだろうと思う。
大阪ワークショップは8月4,5,6日です。