からだ
ブラックボックスの解明
目的の実現や実際の為に行為があるが、その「目的」を実際の行為として繋げるには、無意識的な作業があり、それが実現される。その「無意識的な個人の作業」はブラックボックスだ。 例えば、武道でいくらやっても上達しない人を見ていて […]
言葉が身体を支配するから注意が肝心だ
「力の衝突」を避ける。
「武道」では必須だ。
それは、力負けする可能性を持っているからだ。
ではどうするか?一つに、力の方向を変える。
一つに、衝突した瞬間に「衝突した」という意識を持たない事だ。
実は、それが一番大事な事だ。
以前書いた事があるが、足を石で切った大怪我をした。
その時は「痛い」という意識が身体全体を支配している事に気付いた。
足を切ったのは事実、大怪我も事実。
だが「痛い」というのは単なる言葉だ。
それと、身体への刺激がダブっており、「痛い」に支配されてしまうのだ。
「出来る」と「出来ない」の差や違いはどこから生まれるのか
分析や色々な事の説明が行き届いて来ると、それだけで分かった気になる事が多い。また、言葉を理解できると分かった気になる。 ここで言う、「分かった」は、その事が「出来る事」だ。 だが、現実はそうではなく、単に理解したという事 […]
50代の女性が指2本だけで男性を沈めた。身体を意識化するとそうなるのだ。
「指先を伸ばす」というワークで、「指先を頭は知っているのか?」を検証した。
するとやはり「指を伸ばして、そのような運動」になるが、「それ」にはならない。
指先に刺激を与えて改めて指先を使った。
そうすると10中8,9の人達は、それが出来た。
武道的に言えば、たったそれだけの事で「力を出した」のだ。
50代の女性が、40代の男性を沈めてしまったのだ。
つまり、自分が何をしているのかを知る為には、身体操作以前に、本当に身体を知っているのか?あるいは、身体を使っているのか?を個人が徹底しなければいけない。
遺伝子には記されていない
窓と壁との取り合いを悩んでいたが、良い案が浮かんだので、次回の道場修理はそこを完成させられる。 それに使う材料は、以前屋根を張り替えた時の余り物だ。 思えば、その材料を仕入れていた商社も今は無い。 時間というか時代という […]
身体から力を発揮するシステムや
この頃、東京の稽古で連関部位の精密化を稽古している。 例えば、定番の胸骨と肘という具合だ。それを動きを伴った形ですると、それは「身体から力を出す」になる。 結局、そういった身体の連関だとか連動は「身体から力を出す」であり […]
人は前にしか進まない
何年前になるか忘れてしまったが、「人体の~展」という、それこそ人体標本だ。その後、人道的な問題があるということで、今は行われていない。 様々な角度から人体を解剖してあった。私が興味があったのは、人体に張り巡らされている筋 […]
脳発達させる身体なのか
人類が初めて二足歩行になり、道具を使ったのは石とか木切れだ。それは、食べる為と身を護る為だ。そこを考えると、やはり道具を使うということは大事だと思う。 武道の稽古で刀や棒を使うが、まず様にならない。それは金槌をもっても鋸 […]





