武道が教えてくれる柔軟な考え方
今年ももう半分経過しつつある。
武道には返し技や変化技がある。
その究極の目的は、どんな攻撃にも対処できる思考と身体を作り出す事にある。
しかし、大方は「返し技」や「変化技」として習得し、結局は色々な技と横並びになってしまい、変化できる「私」にはならない。
そんな事に気付いた時、稽古の方法を深く考えなければいけないと思ったのだ。
巷では「変化に対応する柔軟な考え方」を持たなければ、今後の世界の変化に対応できず取り残される、と囁かれている。
それはその通りだと思う。
単純に、PC関連の発達が日常生活を大きく変えて行っているのを実感できる。
財布がカードになりスマホに変化して、我々年寄りは追い付くのがやっとだ。
この「柔軟な考え方を持たなければ」だが、柔軟な考え方を元から持っていない人が、持つのは至難の業だ。
まず無理だろうと思う。
考え方の土壌が、どれだけ柔らかいか、柔らかく育てたかによるからだ。
東京ワークショップは、おかげさまで全コマ満席になっています。
だから、そこを目指すのではなく、今の自分のやっている事から、例えば「どうすれば、もっと合理的にこなせるか?」とか「どうすれば、収益を得られるか?」を試行錯誤する事だ。
そして、その工夫を他の業種にはないのか?等々を足を使って調べる事だ。
そんな事が癖付けされれば、結果として「柔軟な考え方が出来る」ようになっているのだ。
こういった事は、音楽や武道のおかげで考えだせるようになったものだ。
「何でもあり」の究極は闇討ちや、遠い距離からの飛び道具だ。
「それをどうするのか?」そんな状況設定もあるのが武道なのだ。
東京ワークショップは、テレビ出演のお陰で満席になりかけています。
31日現在の残席情報です。