充実のワークショップは終わった。次は大阪夏の陣
「松もと中居」のTVが放映され、どういう訳かワークショップの申し込みが増えた。
やはり視聴率の問題だろう。
過去NHKや他の番組に出ても、何一つ反応が無かったからだ。
だから初参加の人が多いので散漫な時間になるのだろうと思っていたのだが、予想に反して熱心に取り組んでくれる人が多かった。
これには驚いた。
例によって色々な職業の人が多く、それも楽しい時間を作り出す要因だ。
それぞれのクラスの時間が伸びたのも、受講者が熱心だからそれにつられてしまうからだ。
昨日、そのワークショップを終えた。
終了後の懇親会は、最近には珍しく深夜12時を回ってお開きになった。
数年ぶりにカナダから帰国した、ダンサーのめぐみちゃん。
ちゃんと成長しているのが分かる取り組み方だった。
出て来る言葉も地に足が付いていたのが嬉しい。
今回の特徴は「おっさん達」が伸びた事だ。
最終日3コマ目のクラスで、向き合って涙している姿は美しかった。
それは、受講生の数に比例する。
つまり、どれだけ多くの人と接するかで、今回の「おっさん達」のように、もしかしたら感性が目覚める事があるからだ。
その体験から、自分自身の人生の変革が起これば幸いだ。
冒頭で書いた様に、多種多様な職業の方が受講してくれていた。
獣医師や看護師、整体他といった医療系、作曲家や映画監督、シナリオライター・俳優、声楽家・ダンサー等の芸術系、ビジネスや主婦、プロゴルファーや格闘技、武術等のアスリート系。本当に間口が広がっている。
共通するのはもちろん「身体」と「人間関係」だ。
いずれも、自分の頑固な頭との葛藤を要求しているので、そこが難しいが、そこに気付いた人は、誰とでも稽古が出来る。
その言葉に違わず、組む相手を変えてどんどん「何かを掴もう」と奮闘していた。
いずれにしても、しり上がりに密度が濃くなり、受講生は名実ともに「関係」を堪能していた事が一番の収穫だ。
次回は12月1,2,3日を予定している。
しかし、受講生の雰囲気を見ていると、この回数をもっと増やすか、稽古日を増やすかが良いかもしれないとも思った。
大阪ワークショップは8月4,5,6日です。