じっくりと考えると
日曜日・月曜日とこの2日間は「ミニ合宿」と称して稽古をした。
稽古をしている姿勢を見ていると、常に書いている事だが「同じ間違いを続ける」事だ。
ほんと「どうして?」だ。
そして、その同じ間違いを自分に対して恥じていないのだ。
もちろん、失敗や間違いは大したことではない。
しかし、それは実現させたいという願望というか、欲求が人一倍有る人の話だ。
その人が希望通り欲求が達成できた時、そこまでの失敗や間違いは、自分にとって大きなスパンを考える為の糧になるものだからだ。
しかし、これらの言葉は一つの矛盾で、実際にはそんな事はあり得ない。
自分の願望や目的達成させたい欲求が人一倍強ければ、同じ間違いを続ける事等あり得ないからだ。
それは、必ず常に間違いをその場で修正していくからだ。
目的や何かしらの欲求が希薄な人にとっては、目指すものが明確では無いのだから、「自分が何をしているのか」という意識が明確ではない。
だから、何を間違っているのかが分かる筈はない。
当然、同じ間違いを繰り返すしかないのだ。
もちろん、その事を恥じたり悔やんだりはしない。
というよりも、そんな言葉を持ち合わせてはいないのだ。
だから、それはその意味で、その人が取り組んでいる事がその人に不適格なだけで、決して「同じ間違いを続けている」のでも「失敗だらけ」でもない。
私の道場が特殊なのだ。
大阪ワークショップは初秋の9月21.22.23日