一歩踏み出せ!は、仮説をやってみろ!だ。
「とにかくやれ!」「やって見なければ分からない」と巷でも言うし、私も50数年は周りに話していた。
しかし、しかしだ。
ここに来て、私の言う「とにかくやれ」の本筋を言葉化していたら、「とにかくやれ」の前に前提がある事に気付いた。
自分は「何をどうやりたい」という一つのイメージ、もしくは想像図を持っている事が前提だ。
想像している事を「やれる」が、正しいか間違っているかが分からない、だから失敗するかもしれない、という段階だ。
この想像している事、頭の中でシミレーションしている事に対して「とにかくやれ」なのだ。
やってみると、想像した事と実際との違いがハッキリする、何よりも、挑戦したことが自分に適しているのか否かが見えて来る。
「やってみなければ分からない」というのは、そういう事だ。
ただただ「やりたい」と思っただけの事をやってみたところで、何がどうなのか、何を分からなければならないのかも分からない。
もちろん、失敗なのか成功なのかも分からない。
そんなタイプの「やってみなければ分からない」は、逆にやらない方がましだ。
結局、何をやっているのか、何がどうなのかも、サッパリ分からないからだ。
ただただ、時間を潰した、汗をかいただけの事になるのだ。
これは武道の稽古でも同じだし、色んな習い事も、ワークショップも同じだ。
もちろん、最初からこういった展開が出来るのではない。
武道の場合、こういった想像は出来るが、出来る為の身体操作や関係での位置取りや法則を分かっていないからだ。
だから、武道の稽古の初めは、それこそ「とにかくやれ」だけだ。
そして「やっている」最中に覚えて行く、知っていくのだ。
それが有る程度溜まって来たり、蓄積されてきたら想像出来るようになる。
ここが上達の為の第一段階のようなものだ。
ワークショップは2日後だ。
参加人数が少ないから、こんな話もしていこうと思っている。
でも、質問してくれなければ言葉は出て来ない。


