人は不思議の所以
稽古をしていると、その流れで稽古をしていない事を提示する事が多々ある。
提示した何かを直接稽古をしていないのだが、色々な積み重ねの結果出来ている事だ。
この「色々な積み重ね」をきっと「実力を支えている」のだろうと思う。
それはいわば化学変化を起こした何かになっているのだろう。
そしてその化学変化は、変化しやすい形に変化し続けているのではないかと考える。
では、その色々な積み重ねというのは、色々やれば良いのか?というと、きっとそうではない。
色々の一つずつに、どれだけ興味を持ち探求したのか、だろうと思う。
きっとこの「興味を持ち」と「探求しようという気持ち」が、化学変化を生む物質に変わるのだろうと思う。
人間というのは不思議だ。
と感じるのは、こういった目に見えない働きを感じるからだ。
つまり、人の行為には二通りあり、入り口は「言われたからやる」なのだが、その次の段階から分かれ、そのまま言われたこととして続けるのと、言われた事に「興味を持つ」に分かれるのだ。
もちろん、この「言われたからやる」にしても、この枠で相当分解出来る。
それも含めて、人は不思議なのだ。
大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/