身体への挑戦2
何時頃から「身体の解放」を言い出したのか覚えていないが、そう昔ではない。
多分35.6年前だったろうと思う。
何から解放するのかというと、クセや意識という直接手を出せない「自分自身」からだ。
それらは、身体操作を必要とする運動をする事で気付いていったものだ。
「身体を思うように動かせない」
それは、自分の「思う」ようにだったり、何かしらの真似だったりを、やすやすと出来ないからだ。
だから「どうして?」になり、そこから突き詰めて行った時、「クセ」だと気付き、そのクセの正体としての考え方を含めた意識一般が原因だと突き止めた。
精密な動きを要求される武道に取り組むことで、その事はいっそう探求しなければならないものだと考えるようになってきたのだ。
ここへの気付きは、昔日の武道の達人を、いっそう近いものにしてくれたと言える。
身体を動かしているのは、間違いなく自分自身であり、指示を出しているのも自分自身なのだ。
動かす、つまり、行動を決めているのは、ということだから、ここを攻める事が動きを成長させる、あるいは、自分を成長させるに繋がるのだ。
という視点も一度持って見たらどうだろうか?
大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/