2020年7月

人生
自分からの脱皮

私はもう爺だが、その爺も含めておっさんは頭が硬いのか。もちろん、稀に柔らかい人もいるが、柔らかそうで硬い人も沢山いる。 その柔らかそうで、というところは、引き出しの数が多いだけで、結局は硬いのだ。 では、逆に若い時は、柔 […]

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人生
無い物を作り出すのは難しい

「対立」がなぜ大事かというと、自分自身の主義主張を持っているということ。相手の主義主張を理解できること、そして対立出来るだけの気構えを持っている事が前提条件として有るからだ。 対立出来ない人、つまり、自分自身の主義主張が […]

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伝統武道
自分の資質を上げる

7-17 武道は間違いなく関係の為の実質的なトレーニングだ。組稽古をする度にその事だと痛感する。但し、関係の為のスキルではない。関係できる自分作り、つまり、自分という人間の資質を上げる為の訓練だ。だから、スキルとしての「 […]

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稽古
予期しないのは難しい

武道の約束稽古は「こうきたら、こうする」だ。これを形にならないように練っていくのだ。いわば、芝居の台詞やダンスの振り付けと同じだ。どれだけ自然になるかだ。 ただ、芝居やダンスと違うところは、「そう見える」事が目的ではなく […]

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からだ
癖から抜け出せない?

道場での稽古を見ていると「人」そのものの勉強になる。「なるほど」が沢山転がっているからだ。 例えば、動作を行う時「1.2.3.4」というカウントの癖が強固についている人は、どれだけ流れるような動きを要求しても出来ない。流 […]

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人生
本気か?

「本気で取り組んでいない」という言葉がある。この言葉のおかしいところは、では「本気」って何ですか?だ。 もちろん、誰でもその言葉の雰囲気は分かる。私も分かるし使う。しかし、その言葉のままでは自分を動かす事は出来ない。その […]

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人生
先生は自分しかいない

中学時代、器械体操を独学でやり、大阪市の代表になった、というと一様に驚かれる。その意味が未だに理解できない。人は学べるが習えないからだ。 もちろん、言葉として「習う」があり「教える」もあるが、結局は自分自身が取り組み気付 […]

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人生
誰にでも?

「誰にでも出来る〇〇」というようなキャッチが、業種を問わずあちらこちらで見る。「本当に?」例えば、ウサイン・ボルト選手のように世界一で走る事は出来ないが、その人なりに走る事はできる。確かに「誰にでも出来る」だ。大方はこの […]

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伝統武道
2年前はバレンシアだった

2年前の今頃は、スペイン・バレンシアで武道workshopだった。スペインの食事は、日本人に合うので何の心配も無かった。 朝稽古をし、昼は恐ろしく広い海岸で泳ぎ、夜になると稽古だ。バレンシアの夏は乾燥していて、木陰に入る […]

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明鏡塾
真の実感は武器になる

「痛みとは実際の刺激そのものではなく、先入観など自分で創り出している曖昧なものであるということを実感できた。」とは、「明鏡塾」を再受講している医療従事者の感想だ。 この「実感」が物事を考える上での最高の武器だ。実感がその […]

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