明鏡塾

からだ
相手に真剣に向き合う

「真剣に」は、武道や武禅では常に使っている。「背水の陣で」という感じだ。だから、一般的な集中とは少し違う。 集中は自分だけのものだが、この場合の「真剣に」は、相手という対象がある。その相手に対して、行為に対して「真剣に取 […]

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お知らせ
ホントに学ばなければならないのは自分の姿だ

昨日の東京「明鏡塾」も少人数で、写真や動画を駆使して取り組んだ。 自分の写真や動画の何を見るのか?それも重要な稽古だ。 自分の問題を見る為のものだが、逆に写真や動画を見る事で発見する問題もある。それにどう取り組むのか?こ […]

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ワークショップ
自分自身を粗末にしては駄目

知った言葉、憶えた言葉を、自分が消化していないのは何故か?それらの言葉に対して質問を続けると、環状線、山手線状態で言葉が有る点から、同じ所に戻る。 いわゆる堂々巡り状態だ。 自分が消化していない事に気付く為には、行動で体 […]

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からだ
受講する救急救命士の話

搬送中にお亡くなりになる重篤な人もいるが、「明鏡塾」に来るようになってお亡くなりになった方はいないそうだ。
そんな方以外にも、それこそ多種多様な人を搬送する。
多重人格の人がいたり、子供など症状を説明出来ない場合もある。
そういった人達と、きちんと話が出来るのは、彼だけだそうだ。
症状から病名を見極め病院を決めなければならないが、その決め手は医療的には色々あるが、会話が出来るか否かが鍵を握る。
搬送される人と、きちんと向い合え、きちんと触れる事が出来る彼は、当然、このスペシャリストだ。
病名の見極めでは、先ず間違わないようになったという。
つまり、搬送される人が適切な治療を受けられるという事だ。

そして、ちゃんと向き合って話を聞けるから、搬送される人は安心する。
その事で症状は極端に軽くなる。

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からだ
入り身は懐に入ると同じ、人間関係の肝だ

「明鏡塾」では「入り身」をした。一般的には「懐に入る」と訳せる。難しい。 そもそもが、違和感を与える相互関係だからだ。相手が目を逸らせない状態、意識が一定の方向で止まった状態を作り出せたら、違和感とは別の世界を作れるから […]

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ワークショップ
飲み屋で放映されたテレビを見て盛り上がった

昨日は「東京明鏡塾」15期2回目の講座だった。今回は、宮城県の方からも受講している柔整師がいる。医師も受講しているので、角度というか視点というか、それぞれに違うところが皆の役に立つ。 昨日は、「明鏡塾」の起ち上げ当初から […]

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ワークショップ
120食分の仕込みは大変や

熊野に戻った。寒さの為炬燵で首までスッポリ。 熊野では6月まで炬燵をしまえない。だから、炬燵の無い時期は4ヶ月程しかない事になる。 この間の日曜日は「大阪明鏡塾10期」のスタートだった。初めての人が医師を始め数人いたので […]

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ワークショップ
自分が裏付けを生きていない人の言葉は気持ちが悪い

よく「最近の人は答えだけ、あるいは方法だけを知りたがる」という話を聞く。
もちろん、私も聞くし私も昔はそんなことを口にしていた。
今でも「面倒だから答えは?」という癖が残っている。
だからこそ、それでは無いという事を体感して来たともいえる。
そんな癖を持つ人、答えを直ぐに知りたい人、方法を知りたい人は、「それで何?」と自分に突っ込んで見れば分かって来る筈だ。
「自分で考える過程だけが大事な事」だと。
つまり、その言葉の裏付けが自分自身の経験として身体に残るからだ。
それが残れば、重要な事は自分の力で考えられるようになる。
よく「答えは無い」と話す。
それは、全て自分自身が出すものだからだ。

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からだ
ブラックボックスの解明

目的の実現や実際の為に行為があるが、その「目的」を実際の行為として繋げるには、無意識的な作業があり、それが実現される。その「無意識的な個人の作業」はブラックボックスだ。 例えば、武道でいくらやっても上達しない人を見ていて […]

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人生波風一杯
言葉と実際や実体は、全く別物だ

「大事な事は、体感であって理解や知識では無い。理解や知識でまとめると、折角の体感が『それにしか使えない方法』に成り下がってしまう」
これは、「武道」でも「明鏡塾」でも何時も話す事だ。
しかし、人はどうしても自分なりの分析をし、自分なりの理解を選び自分自身の体感とは別物を創り上げたがる。
もちろん、体感と言葉が別物だという認識を持たないからだ。

いうならば、言葉と実体とは全く別物だという認識が無いのだ。
それは、言葉と実際の違いという所に焦点を絞り考えた事が無いからでもある。
例えば「痛い」という言葉一つとっても、その事と実体に起こった刺激とは関係が無い。

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