感性

つれづれなるままに
頭の中は複雑だ、だから自分の頭に騙されないように

例えば、道場で私が手本を見せるとする。もちろん、その後は、自分が見た動きや形を行う事になる。 「何を見たのか」「どう取り組むのか」なのだが、まずはそのままだ。 そのままというのは、見たままであり、自分自身の解釈や自分の身 […]

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お知らせ
似ているけど違うよ

同じような仕上がり動画が巷には幾らでもある。もちろん、私のやっていることと似たようなものも一杯ある。 たとえば、大分前にシステマののミカエル師が御存命の時に何度か対談をした。その時に「ミカエル師、私のやっている事と似てい […]

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お知らせ
思い出を作る言葉

言わずと知れた七夕だった。 小学生の頃、どこで竹を買ったのかはしらないけど、お祖母ちゃんが買って来てくれたのだろう。確かに家で短冊を書いて竹にくっつけた記憶が有るからだ。 大阪の真ん中だから近所には竹はなかったから、きっ […]

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お知らせ
基本という事を考えると

基本中の基本の、追い突きの順手と逆手が、もしかしたら完成したかもしれない。 基本中の基本というのは、武道・武術における全ての動きの元になるという意味だ。刀も棒も弓も組討ちにも適応しているのだ。 もちろん、まだ改良の余地は […]

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からだ
運足、片側の股関節に体重を乗せる

脚の稽古は「体重を股関節に乗せる事」が主な稽古で、片足に体重を乗せ、もう片側がバランスの崩れをキッカケに移動するのが基本的な稽古だ。
これは、前進や後進、横、縦横無尽に動く元になる。
脚の形としては、前屈や猫足、四股足立ちになる。
これ等の名称は空手やそれぞれの流派、古武術それぞれによって異なる。
足、つまり運足には、道場を開いた当初から疑問を持っていたので、色々と考えた。
結果、体重を移動させる為には、一番大事な器官だと位置づけた。
相手への攻撃や距離を取るという、相手との距離を管理する為の器官という考え方は、少し後回しさせていた。
後日、ここは、例えば「肘」や「上半身の特定の部位」がリードをする、という事で一応の解決をみせた。
しかし、何かしら私の中でくすぶっていた。

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からだ
体験とはいうが、

「体験?」初めての事を体験する。 20年以上前、ウインドサーフィンを体験した。何を「体験」したのか? まず、セールを立てるのが難しかった。海に浸かったセールをロープを使って引き上げ立たせる、これが難しかった事が印象に残っ […]

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からだ
閃いた事は、全て実現する

「浸透する蹴り」は即興で生まれたものだ。
だが本質的には、骨盤や胸骨を使った蹴りであり、決して蹴るという意識を持たない蹴りだ。
それが、基本的な稽古なので、そういった稽古を積み上げている中で、ふと閃いた、というものだ。
だから、とんでもない事が突然できた、というのではない。
逆に言うと、積み重ねていなければ閃きもしないということ、そして、閃いた事は全部実現できる、という事でもある。

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からだ
その場の閃きやで

「ええ~、あれも即興なのですか?」私のDVDを見て研究しているトレーナーの質問に答えたものだ。
「俺のやっている事の殆どは即興やで」だ。
道場で稽古をしているのは、殆ど基本だけだ。
もちろん、その基本の要素をそのままそっくり残して、飽きないように形を変えているだけだ。
だから、「今、何をしているのか」を明確に理解できていない人には、相当難しい稽古になる。
でも、「何をしているのか」を理解できている人にとっては、形が変化する様を遊べるのだ。
そこが実力差だ。
数学で公式を覚え、その応用をしているようなものだ。
だから、勘では出来ない。

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からだ
迷子だから

一昨日は、大阪「明鏡塾12期」の最初の講座だった。再受講の方が沢山いて、例によってレベルの高い稽古になった。 もちろん、迷子になる人もいるが、それはそれで仕方がない。再受講されている殆どの人は「迷子になったから」再受講し […]

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からだ
55.6年ぶりの答え

「練習をするのが上手なのは独学だからだ」。
私は、大方の問題に対して全て一人で、自分だけで考え出すから、問題に対してのアプローチが、学校に行く事で習い慣れしている人とは違うのだ。
この閃きは、我ながら腑に落ちる。
しかし、もちろん、練習を組み立てるのが上手だと意識した事も、考えた事もない。
「そのまま」「その時に」閃いたままにやっているだけだ。

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