スズメバチもビビった⁈
昨日18時締め切りの原稿があり、19時までかかっていた。
「武禅」のレポートがあるので、どこにも頭が回らなかった。
結果、原稿を忘れてしまっていたのだ。
慌てて何時もの様に、書いては消し書いては消しだ。
その内、ほんとに締め切りに間に合わない時間になる。
頭は猛烈に回転し「これでいける」が湧き上がり、無事1時間遅れで書き上げた。
切羽詰まらなければ力は出ない。
これは小学生の頃に付いた癖かもしれない。
何れにしても、本番でしか力が出ない癖だ。
それは中学生の頃の器械体操の試合で気付いた。
各校の選手を見ていて、殆どの選手は私よりも持ち技が多いのだ。
という事は、それだけで負けるかもしれない。
ということで、急遽自分の技に流れで足せるものは足した。
もちろん、足した技はやった事もない技だ。
その場の見よう見まねだった。
結果、大阪代表の座を勝ち取った事があった。
中学2年の春、丁度今頃の初めて出た試合だ。
水商売でも、ジャズの世界に入っても、とにかく、ここ一発が強いのだ。
だから、自分を追い込めば、自分が何とかすると知っており、それが快感でもある。
そこから言えば、もしかしたら、以前スズメバチに襲撃されて攻撃して来るハチを掴んで潰したりしたのは、この快感を満たしたいからかもしれない。
しかし、これは笑い話にもならない。
でも、後々よく思い出せば、急斜面の屋根の上で、スズメバチの襲撃を受け、一歩もひるまずに返り討ちにしていた。
しかし、ハチの数の多さと攻撃され刺される事に「切りが無い」と思い部屋に逃げ込もうとした。
この時点で頭を12.3か所刺されていた。
その時、不思議な事にハチは私から一歩引いて攻めて来なかったのだ。
もしかしたら、スズメバチがビビッていたのかもしれない(笑)。
それならそれで、それは面白い現象だ。
しかし、動物なら本能として生命の危機なのだから、攻撃していって当たり前なのだが。
このスズメバチの一件は、きっと墓場まで持っていける最高のエピソードだ。
