全ては積み重ねしかない
ざっくりとした基礎稽古をした。
とはいっても、型を運足だけに分け、その運足に含まれる要素だけの稽古だ。
定番の片手3人持ちー片手に自分の体重を乗せていく
それは、「形は出来ている風でも、実際には使えないし型にはなっていない」という事を知る為でもある。
運足での重要な事は色々あるが、最も代表的なのは、体重移動と身体の移動だ。
これは同じようでも同じではない。
また、姿勢が上下してはいけないとよく言われるが、それは何故なのか?
そんな事に2時間費やした。
もちろん、それが基礎稽古になっているのではない。
本当の基礎稽古は、それら細かな事に意識が向き、それを日々積み重ねて行く事のヒントに過ぎないのだ。
その意味で、道場や教室で「出来た」になる事など一切ない。
自分自身の持つ疑問や問題のヒントがそこにある、そういうものだ。
だから、その意識を持つ人と、その場しのぎ(その場の出来るを出来ると思っている人)に血眼になる人とでは、方向が正反対のようなものだ。
ワークショップが5日後だ。
ワークショップもヒントの宝庫だ。
それを持ち帰り日々自分様に積み重ねる事ができれば、次のワークショップで大きな疑問や問題を抱えて受講出来る。
それが自分自身の深化であり変化であり成長なのだ。
東京ワークショップは6月3.4.5日、大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/