熊野も雪
熊野は久しぶりの雪だ。
原稿は落ち着いたが、ワークショップのお知らせは、完全にすっぽ抜けた。
京都にある日仏交流会館に来る、フランス人ダンサーやパフォーマーがタイミングが合えば、ワークショップを受けに来る。
コロナ前までは、よく私のレッスンを受けに訪日してくれていた。
フランス人には無いアイディアを求めているからだろう。
一度、少し長めの型を丸々教えた事がある。
それをその場で覚えてしまうのだから恐れ入る。
と言っても、普通そんなものだろう。
ここでいう、普通というのは、例えばアスリートだったり、パフォーマーだったりで活躍している普通の人、という意味だ。
頭を悩まされた原稿の中身の一つに、日本を代表する中達也先生がいる。
中先生とは、何度か飲んだことがあり、その中先生と対談をして、それが記事になっている。
中身は、私の「肘を使う」とか「体重移動」に挑戦してみよう、というような事だ。
中先生にすれば、使った事の無い身体操作だが、何度か説明し補助をすると「え~~」とご本人が驚きながら出来たのだ。
出来る原因は、何がどうなのかは分からないが、一つに「素直」だということだ。
もちろん、それも何がどうすなおなのか?は分からない。
お互いに認め合っているからだろうか?
そんな事を考えても仕方の無い事で、出来る人にとっては入り口は直ぐに入れるということだ。
もちろん、そこからそれを熟成させるには時間が掛かるが。
ワークショップの中身も、同じようにそれほど難しいものはない。
熟成させるには時間が掛かるのも同じだ。
この熟成させるというのは、、、、
大阪ワークショップ2月2,3,4日・北区中崎町