技術の厳密性は

「技術」は全て厳密性を要求されている。

工業製品や工芸品等を見れば明らかだ。

同じように、高度な厳密性を求められるものの中に、患者さんと直接関わる医療が入る。

この厳密性は音楽と同等の難易度がある。

どちらのレベルが高いのか?と考えてみると、標準を超えた辺りから「個人差」なのだろうと思う。
そして、その個人差は音楽も医療も同様だ。
そして、その精度や奥行きは、個人差によって無限だ。

つまり、個人の感性の磨き方一つだという事だ。

そして並んでくるのが武道だ。
武道の場合は、身体の大小から考えて行けば、その入り口が分かる筈だ。

身長1mしかない子供が、身長180㎝の大人を投げ飛ばせるか、あるいは、突きの攻撃に耐えられるのか?と仮の設問を立ててみれば分かる。

もしできるとした場合、どんな技術なのか?そういった仮説が、武道を技と呼べるものに仕上げていくのだ。

この仮説は、愚息が小学1年生の時に気付いた。
そして、愚息で9年間試してみた。

結果、「技術」として体系化できたのだ。

そしてその厳密性が上達の鍵だと発見したものだ。

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