稽古

お知らせ
熊野には避暑はない

今日から熊野に帰る。 普通は山だから避暑でいいね、だろうが、ところがどっこい、熊野も暑い。道場はもっと暑い。屋根がシングル材だから、保温しているようなものだからだ。 屋根が焼けて夜まで暑さが続くのだ。窓を開けっ放しにして […]

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人生波風一杯
それはそうと

「上達とは」ではなく、自分にとって「何が上達なのか?」だけが大事なのだ。 「上達とは」という一般論を知り、「では私も上達」ではなく、どこまで行っても「自分にとって」という事だ。もしそれが見当たらなかったら、上達する必要は […]

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からだ
暑い時の夏合宿は、頭もヒートして熱い合宿になった

7月に武道合宿は、始めての試みだった。 昼食後、道場を清掃して2泊3日の合宿は終わった。 合宿の最後は、黒帯への昇段審査を行った。型と体重移動の難しいバージョンを審査した。 柔らかい動きや流れを作り出す動きに、全員拍手で […]

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からだ
「自由」を考えられるのは

「運足」という事で「足」を考えた事が無い。 思い起こせば、45年以上前に一番練習したのは「膝と膝の連関」での体重移動だ。もちろん、当時はその言葉は持っておらず、重要だと直感したからやり続けていた。 その頃に、養神館故塩田 […]

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ワークショップ
「興味がある」は、暇つぶしか

「今まで出会った武道家の中で、これは!と思う人はどれくらいいましたか?」と質問される。
この種の質問は多い。

しかも、武道を知らない人からの質問だ。
その武道を何も知らない人にとって「それを知ってどうするの?」だ。
だから、当然、そのように質問を返す。
すると、決まって「興味があるから」と応える。
また、何も知らないのに「興味があるから」と応えるその「興味」というのは一体何のか?と思う。
その人達のいう「興味」とは一体何なのだろう?
逆にその事に興味が湧く。
きっとそういう人達の「興味」というのは、こちらからみれば「暇つぶし」的なものなのだろうと思う。
私は他人の暇つぶしに付き合う程暇ではない。

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スポーツ
U23全日本チャンピオン、次はもちろん!

昨日の稽古に、レスリング少年が来てくれていた。弟の方は、肩を脱臼していて、本格的には練習できなかった。 兄ちゃんは、アンダー23で全日本チャンピオンになったと報告を受けた。今週の金・土は全日本で、優勝すればパリオリンピッ […]

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からだ
やりたいからではなく、やらなければならないから「やる」

例えば、武道の型として腕を動かす。その時、身体全体の動きとバランスが取れているのかが気になる。 何か違和感を感じるからだ。 この違和感は「武道の型として」の違和感であって、日常のものではない。そんな選り分けは自動的に行わ […]

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ワークショップ
ドイツの空手の先生はのみ込みが早い

空手なので、運足での股関節への体重の乗せ方、突きに体重を乗せる身体の使い方他を指導した。
恐ろしいくらいのみ込みが早い。

ダメ出しを何度もするが、日本人のようにへこまないのが外国人特有の余裕だ。
一寸誘導すると、黙々と自分で確かめ続ける。

「nice!」と叫ぶと、口元が緩み良い笑顔が出る。

飛行機の時間が迫り、稽古途中で空港に向かった。
最後に、股関節に乗る意味、肘を使う意味を体感して貰う為に、デカい身体を片手で転がしたら、声を上げて倒れ喜んでくれた。
「また次の機会に」で別れた。

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からだ
基本は「これは何?・どうしてこれ?」から始まる

目的を持った一つの動作や運動から、その本質を探り出し、そこを突き詰める作業は何よりも楽しい。その結果が、色んな世界とリンクするようになるからだ。 もちろん、当初はそんな事は1ミリも頭に無かった。ただ「これは何?どうしてこ […]

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からだ
武道が教えてくれる柔軟な考え方

武道には返し技や変化技がある。
その究極の目的は、どんな攻撃にも対処できる思考と身体を作り出す事にある。
しかし、大方は「返し技」や「変化技」として習得し、結局は色々な技と横並びになってしまい、変化できる「私」にはならない。
そんな事に気付いた時、稽古の方法を深く考えなければいけないと思ったのだ。

巷では「変化に対応する柔軟な考え方」を持たなければ、今後の世界の変化に対応できず取り残される、と囁かれている。
それはその通りだと思う。

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