U23全日本チャンピオン、次はもちろん!
昨日の稽古に、レスリング少年が来てくれていた。
弟の方は、肩を脱臼していて、本格的には練習できなかった。
兄ちゃんは、アンダー23で全日本チャンピオンになったと報告を受けた。
今週の金・土は全日本で、優勝すればパリオリンピックだ。
「今になったら、小学生の頃教えて貰った連動や胸骨操作は何の為か分かりました」と笑っていた。
兄ちゃんが小学生の頃、お父さんに連れられて月に1度は熊野の道場に稽古に来ていた。
もちろん、「何のこっっちゃ」と思っていただろうと思う。
しかし、稽古をしていた事に気付き、改めてそれに取り組んでいるのは素晴らしい事だ。
この日は手の感覚、肘の使い方膝の使い方を一通り流した。
学校での練習があるので、常に来れないのが残念だが、練習のネタを持って帰ったから、それで何とかするだろう。
生きた動きをする相手との稽古は、程よい緊張感があり楽しいものだ。
私の身体も新鮮な情報を楽しんでいるから、新しいアイディアが湧いて来る。
しかし、結局この「新しいアイディア」は、本質を含んだ動きの一つだ。
その意味で、本質という一つの仮説をより確かなものだと証明しているに過ぎない。
しかし、新しいアイディアは、そこから新たな稽古を生み出すので重要なのだ。
大阪ワークショップは8月4,5,6日です。