からだ

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武道が教えてくれる柔軟な考え方

武道には返し技や変化技がある。
その究極の目的は、どんな攻撃にも対処できる思考と身体を作り出す事にある。
しかし、大方は「返し技」や「変化技」として習得し、結局は色々な技と横並びになってしまい、変化できる「私」にはならない。
そんな事に気付いた時、稽古の方法を深く考えなければいけないと思ったのだ。

巷では「変化に対応する柔軟な考え方」を持たなければ、今後の世界の変化に対応できず取り残される、と囁かれている。
それはその通りだと思う。

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入り身は懐に入ると同じ、人間関係の肝だ

「明鏡塾」では「入り身」をした。一般的には「懐に入る」と訳せる。難しい。 そもそもが、違和感を与える相互関係だからだ。相手が目を逸らせない状態、意識が一定の方向で止まった状態を作り出せたら、違和感とは別の世界を作れるから […]

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当たり前の事だが、限界は常に自分が決めている

「身体の可能性?」と言えば「無い」、身体の「可能性を引き出すのは自分自身」だからだ。決して身体メソッドでもなければ何かしらの身体理論でもない。自分自身の目的や目標、あるいは、「こうしてやろう」という何かに対する意欲のよう […]

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古流宗家との出会いは、新たな発見への糸口になるかもしれない

先日、日本の伝統武術古流の宗家とお会いし、少し交流の動きをした。また、古流の型を披露して頂いた。 宗家自身に興味を持ったのが、対談のきっかけだ。それは、フランス・パリでホームレスを3年間もやっていたという経歴があった事だ […]

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言葉に匹敵する「技」は、技能と捉えるから進化する

私自身が好きで探求している事、その経過の中で出来た事に興味は無い。
そこが終着駅ではないからだ。
ただ、「そうか、出来るやん」で忘れてしまう。
その意味で、武道の稽古の中で出来て行ってる事に興味はないという事だ。
つまり、達成感も喜びも、いわゆる自己評価も自己肯定感も無い。
そもそも、そんなものを持ち合わせていないからだ。
昨今の巷に溢れる「言葉」に、何の興味も持てないのだ。
それは単に何かを誰かが解釈しただけの「言葉」だからだ。

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ブラックボックスの解明

目的の実現や実際の為に行為があるが、その「目的」を実際の行為として繋げるには、無意識的な作業があり、それが実現される。その「無意識的な個人の作業」はブラックボックスだ。 例えば、武道でいくらやっても上達しない人を見ていて […]

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言葉が身体を支配するから注意が肝心だ

「力の衝突」を避ける。
「武道」では必須だ。
それは、力負けする可能性を持っているからだ。
ではどうするか?一つに、力の方向を変える。
一つに、衝突した瞬間に「衝突した」という意識を持たない事だ。
実は、それが一番大事な事だ。
以前書いた事があるが、足を石で切った大怪我をした。
その時は「痛い」という意識が身体全体を支配している事に気付いた。
足を切ったのは事実、大怪我も事実。
だが「痛い」というのは単なる言葉だ。
それと、身体への刺激がダブっており、「痛い」に支配されてしまうのだ。

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「出来る」と「出来ない」の差や違いはどこから生まれるのか

分析や色々な事の説明が行き届いて来ると、それだけで分かった気になる事が多い。また、言葉を理解できると分かった気になる。 ここで言う、「分かった」は、その事が「出来る事」だ。 だが、現実はそうではなく、単に理解したという事 […]

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50代の女性が指2本だけで男性を沈めた。身体を意識化するとそうなるのだ。

「指先を伸ばす」というワークで、「指先を頭は知っているのか?」を検証した。
するとやはり「指を伸ばして、そのような運動」になるが、「それ」にはならない。
指先に刺激を与えて改めて指先を使った。
そうすると10中8,9の人達は、それが出来た。
武道的に言えば、たったそれだけの事で「力を出した」のだ。
50代の女性が、40代の男性を沈めてしまったのだ。
つまり、自分が何をしているのかを知る為には、身体操作以前に、本当に身体を知っているのか?あるいは、身体を使っているのか?を個人が徹底しなければいけない。

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遺伝子には記されていない

窓と壁との取り合いを悩んでいたが、良い案が浮かんだので、次回の道場修理はそこを完成させられる。 それに使う材料は、以前屋根を張り替えた時の余り物だ。 思えば、その材料を仕入れていた商社も今は無い。 時間というか時代という […]

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