フランスへ

今日は、今から成田に行きフランスに飛ぶ。

フランスやベルギーの人達は、待ちくたびれている感じだ。

それほど思ってくれるのは、本当に嬉しい限りだ。

日本のコロナの対応も、日に日に変化する。
やっと動ける状況が出来て来たという感じだ。

これを「遅い」と捉えるのではなく、「最初から間違っている」と捉えるべきだ。
つまり、状況状況で対応しなければならないのだが、その芯になる考え方が無いし、例えあったとしても一貫していないからだ。

もちろん、それは武道の「技」に対する考え方と同じだ。
その場しのぎなのか、一貫しているのか？そんな事だ。

一貫させるのは難しい。
どうしても打開できない局面に突き当たる事があるからだ。

しかし、そこで例外を作ってしまえば、なし崩し的に一貫性は霧散してしまうのだ。

海外での指導は楽しい。
体格差や文化の違いを肌で感じられ、そこをどう潜り抜けるかを常に試す事が出来るからだ。
その体験が、武道を考える上で、そして例外を創り出さない考え方を考えられるからだ。