初日終了!
東京ワークショップに懐かしい顔があった。
「覚えてるよ」と声をかけると、無茶苦茶喜んでくれた。
2005年の横浜BankArtでのワークショップを受講してくれていたダンサーだ。
もちろん、今は自分のカンパニーを持ち、大学でも教えている。
「あの時は泣きました、日野先生の夢を何度もみました」と。
そして「17年経って、やっと会いにこれました」と続いた。
嬉しい話だ。
今回のワークショップは、2/3は初参加だ。
これもまた珍しい。
一つ気になった事がある。
それは、尋常ではない忖度が有る事だ。
尋常ではない、というのは人数の話だ。
2人程のぞいて、他の人は全員忖度しているのだ。
「相手から良く思われたい」ということの無意識的な現れだ。
それが出来るのは、稽古だと思っていない、あるいは、稽古を知らないのだ。
「出来る訳が無い事が、どうしてみんな『出来た』になるのか、おかしいやろ?」
実際に出来る人は、私を除いて一人しかいない。
この忖度合戦には参った。
そうかと思えば、持論を延々と話している人もいる。
話を聞いているのが、奥さんだったり友達だから何にも言わないが、他に迷惑が及んだら数年前の大爆発が起こる。
明日は土曜日。
今日よりは人数が多いし、常連さんも顔を出してくれる。
本当の意味で実の有る時間にしたいものだ。