薪割りと稽古

昨日の稽古の日、十津川に住む生徒が、薪の材料を運んできてくれた。
杉は沢山有るのだが、火力が弱く直ぐに燃え尽きてしまうので、暖房には不向きだ。
今日は、運んでくれた薪割りで汗を流した。
やはり、体重を前膝や股関節に乗せると、物凄い切れ味になる。
以前は連動の稽古で散々割ったが、その時は体重移動をやらなかった。
ここ最近は、とにかく前膝と股関節に乗せるのを意識して、薪割りを行っている。
直径40cm以上の太さのものまで、真っ二つに切ってしまう。
もちろん、後ろ足は浮かせては駄目だ。
身体が泳いでしまうので、力がモノに的確には伝わらない。
というように、今年も稽古で終わっていく。
昨日は、レスリング少年兄弟も来ていたので、寝技での返しを稽古した。
いかに上手く身体のパーツを使えるか、そこを教えるのは難しい。
いずれにしても、感覚も身体も柔らかく素直なので、訳が分からないまま吸収していく。
それが一番だ。
大人たちを相手にひっくり返すのだから、大したものだ。

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