人生波風一杯

からだ
暑い時の夏合宿は、頭もヒートして熱い合宿になった

7月に武道合宿は、始めての試みだった。 昼食後、道場を清掃して2泊3日の合宿は終わった。 合宿の最後は、黒帯への昇段審査を行った。型と体重移動の難しいバージョンを審査した。 柔らかい動きや流れを作り出す動きに、全員拍手で […]

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からだ
「自由」を考えられるのは

「運足」という事で「足」を考えた事が無い。 思い起こせば、45年以上前に一番練習したのは「膝と膝の連関」での体重移動だ。もちろん、当時はその言葉は持っておらず、重要だと直感したからやり続けていた。 その頃に、養神館故塩田 […]

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お知らせ
「人の純粋な真剣さ」は武禅一の行にしかない

「先生、武禅のレポート感想ありがとうございました。5年という時間経ったという感じよりも先ず『此処へ帰ってこれた』という嬉しさが一番強かったと思います。武禅で得た課題にチャレンジしていく日常が、武禅と次の武禅の間にある。人の純粋な真剣さに触れる”場”を先生が提供してくれている。或いは”作り出してくれている”とも言えると思います。本来、あるべき姿(日本人)の日常を”再現”させる日野先生の凄さです。

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からだ
自分を型に嵌めるな

「これ、一体誰の役に立つのか?」ここまでマニアックに身体操作を練っていくと、結局そうなる。もちろん、20年も前からそうだろうと頭を一瞬かすめる時はあった。 そんな時、ふと我に返る。 もちろん、その「ふと我に返る」も一瞬だ […]

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からだ
幼馴染は3人とも音楽の世界へ行った

このクソ暑い夏になると思い出す事がある。それは中学一年生の時、器械体操に取り組んだ時の事だ。 顧問に教えられたり、先輩にああだこうだと言われるのが嫌だった1年生3人で練習をしていた。3人は近所という事もあり、部活が終わる […]

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からだ
小さな到達点の積み重ねだけが自分を前に進める

昨日の稽古の最後は、上段から斬り落として来る刀を刀で受けるというものだ。 受けの稽古ではなく、斬る側が切っ先に体重を乗せる稽古だ。刀が触れあった状態からの、切っ先への体重移動は稽古が足りているので黒帯はクリアしている。 […]

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つれづれなるままに
日本をどこへ向かわせているのか?

言葉は何かを通して理解する。何かを通して、というのは専門的な事だ。それ以外は、自分の持つ興味を通してだ。 もちろん、日本語という共通言語だけである程度は理解出来る。 しかし、例えば、大工さんの話を理解出来るのは、基本的に […]

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ワークショップ
知的好奇心を満たす好機は

なんだか「しあわせ」という単語が目に付く。 この単語に出会ったのは、加山雄三の「君といつまでも」の歌詞だ。「何を言うとんねん」と突っこんだものだ。 1965年だから私が17歳の頃だ。 よく叔父とこの歌の歌詞から「しあわせ […]

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ワークショップ
「興味がある」は、暇つぶしか

「今まで出会った武道家の中で、これは!と思う人はどれくらいいましたか?」と質問される。
この種の質問は多い。

しかも、武道を知らない人からの質問だ。
その武道を何も知らない人にとって「それを知ってどうするの?」だ。
だから、当然、そのように質問を返す。
すると、決まって「興味があるから」と応える。
また、何も知らないのに「興味があるから」と応えるその「興味」というのは一体何のか?と思う。
その人達のいう「興味」とは一体何なのだろう?
逆にその事に興味が湧く。
きっとそういう人達の「興味」というのは、こちらからみれば「暇つぶし」的なものなのだろうと思う。
私は他人の暇つぶしに付き合う程暇ではない。

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ワークショップ
母の誕生日

また思い出した、今日は母の誕生日だった。同時に今年も半分通り過ぎた。 母の命日は全く記憶にないが、誕生日はやけにリアルに覚えている。何でや?多分子供の頃、誕生日や修学旅行の折に、プレゼントとは呼ぶにはあまりにも粗末なもの […]

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