人生波風一杯
言葉は自分自身の行動や行為を誘導している
例えば、俳句では「季重なり」を嫌うというルールがある。もちろん、単純に駄目だという事ではない。 俳句の事を書きたいのではなく、この「季重なり」と似ているのが、言葉と実際だという話だ。 例えば、怪我をして「痛い」と叫んだ時 […]
言葉が身体を支配するから注意が肝心だ
「力の衝突」を避ける。
「武道」では必須だ。
それは、力負けする可能性を持っているからだ。
ではどうするか?一つに、力の方向を変える。
一つに、衝突した瞬間に「衝突した」という意識を持たない事だ。
実は、それが一番大事な事だ。
以前書いた事があるが、足を石で切った大怪我をした。
その時は「痛い」という意識が身体全体を支配している事に気付いた。
足を切ったのは事実、大怪我も事実。
だが「痛い」というのは単なる言葉だ。
それと、身体への刺激がダブっており、「痛い」に支配されてしまうのだ。
言葉と実際や実体は、全く別物だ
「大事な事は、体感であって理解や知識では無い。理解や知識でまとめると、折角の体感が『それにしか使えない方法』に成り下がってしまう」
これは、「武道」でも「明鏡塾」でも何時も話す事だ。
しかし、人はどうしても自分なりの分析をし、自分なりの理解を選び自分自身の体感とは別物を創り上げたがる。
もちろん、体感と言葉が別物だという認識を持たないからだ。
いうならば、言葉と実体とは全く別物だという認識が無いのだ。
それは、言葉と実際の違いという所に焦点を絞り考えた事が無いからでもある。
例えば「痛い」という言葉一つとっても、その事と実体に起こった刺激とは関係が無い。
誰しも生きる時間は限られている、筈
体調が悪いのではなく、胸が痛くなる時があった。血圧を毎日計って、と友人の医師に言われ毎日計っている。 しかし、中々習慣化しない。ルーティーンにならないのだ。 2月の中旬から寝起きと寝るまえの2回計る事になっているのだが。 […]
やっぱり「素直」が一番
彼は素直だ。
指示された事を、そのままやろうとする。大方の人も同じなのだが、時間が経つと変わっていく。
自分なりに、自分の癖で癖の持つ価値観を最良として考えて行くのだ。
つまり、指示された事ではなく、自分の価値観に変換してしまうという事だ。
だから「出来ない」のだ。
「出来ない」には色々な理由がある。
もちろん、出来ない人の無意識のレベルだ。
そこを解明するのは難しい。
個々に違うからだ。
地道な稽古と地味な稽古が質を上げる
「指先だけを意識して」というテーマでと身体を動かした時、確かに指先からの線が「そこ」にあった。
テーマを持った「量」は、間違いなく身体の質を変える事が改めて分かった。
型全体を見るまでもなく、相当レベルが高い事は見えた。
体重移動とかは別にして、完全に黒帯だ。
こういった地味で地道な稽古でしか、身体の質を成長させる事は出来ない。
続いて「柔らかい棒」の操作の話になった。
これは難しいのだが、それは固定概念のせいだ。
そこを突破するには、自分の考え方は固定概念だと認識する事以外にない。
「感覚」はどこからどこまで?そんな事を考える
指先の感覚一つで、スティックのバランスが変わる。感覚と言う働きは、本当に微妙な動きまでコントロールするのだ。 この辺りの身体の働きを客観視すると、「思った瞬間に身体はその働きがあり動きを作り出している」と言える。 そこか […]
「武禅」は満席になりました。次は秋10月です
「武禅」は正味1ヶ月を残し満席になった。今回はどんな「武禅」になるのか分からないから楽しみだ。 2/3は常連や経験者だ。だから、初めての人には分かりやすい環境だ。もちろん、「分かりやすい」だけで、それが出来るようになるこ […]
「出来る」と「出来ない」の差や違いはどこから生まれるのか
分析や色々な事の説明が行き届いて来ると、それだけで分かった気になる事が多い。また、言葉を理解できると分かった気になる。 ここで言う、「分かった」は、その事が「出来る事」だ。 だが、現実はそうではなく、単に理解したという事 […]