「武禅」は満席になりました。次は秋10月です
「武禅」は正味1ヶ月を残し満席になった。
今回はどんな「武禅」になるのか分からないから楽しみだ。
2/3は常連や経験者だ。
だから、初めての人には分かりやすい環境だ。
もちろん、「分かりやすい」だけで、それが出来るようになることではない。
逆に言うと、分かりやすいから出来ない自分を突っ込みやすいということになる。
「武禅」では「今」しか問題にしない。
もしも気付いたら、その場で修正する。
そこが稽古なのだ。
それが出来なければ、苦痛でしかなくなる。
もしくは、知識として自分の頭を満足させるだけで終わる。
そうならないように、常連の人達も自分の事で手一杯だが、そこにも気を回して欲しいものだ。
とにかく、良い打ち上げになるように頑張って欲しい。
どんな事でも共通する要素がある。
それは「量」だ。
繰り返し繰り返しすること、いわゆる反復練習だ。
それが何かしらの質を変化させてくれるからだ。
もちろん、単純に反復する事ではない。
明確な問題を持っていなければ、ただの根性的自己満足反復になる。
それでは意味が無い。
例えば、刀を振るとすると、力みが発生しないか、発生するとすれば何処の部位か、そんな事を頭に置きながら振るのだ。
同時に、剣先がブレていないかも確かめる。
頭の中に、その程度で良いから問題を置き繰り返す。
それを「量」熟すとその要素はクリアする可能性が出て来るし、身体の質を変化させるのだ。
つまり、身体トレーニングとして取り組むのではなく、頭の中の問題をクリアさせる為の身体トレーニングだとして取り組む必要があるのだ。