ダンス
陰謀だというならば、これこそ陰謀だ
「これとこれを比べる」大事な事だ。違いを知る視点であり、自分を知る視点でもある。 運動会で、みんな並んでテープを切るという話を聞き、耳を疑った。みんな並んでテープを切るという事が設定されているなら、どうして走る必要がある […]
当たり前の事だが、限界は常に自分が決めている
「身体の可能性?」と言えば「無い」、身体の「可能性を引き出すのは自分自身」だからだ。決して身体メソッドでもなければ何かしらの身体理論でもない。自分自身の目的や目標、あるいは、「こうしてやろう」という何かに対する意欲のよう […]
コロナが一段落でワークショップ
6月2,3,4日は夏の東京ワークショップだ。
今回は、コロナ騒ぎが収まりつつあるカナダのカンパニーで活躍する、女性ダンサーも参加するというメールを貰った。
もちろん、日本人ダンサーで沖縄出身だ。
久しぶりの帰国だ。
久しぶりの帰国だから、色々と私用もあるだろうが、その合間を縫っての再会を選んでくれたのは嬉しい。
古流宗家との出会いは、新たな発見への糸口になるかもしれない
先日、日本の伝統武術古流の宗家とお会いし、少し交流の動きをした。また、古流の型を披露して頂いた。 宗家自身に興味を持ったのが、対談のきっかけだ。それは、フランス・パリでホームレスを3年間もやっていたという経歴があった事だ […]
色褪せない本物を体感した小学中学時代
中学生の頃、初めてラジオから流れるビートルズを聴いた。この衝撃は、凄かった。 それを思い出せば、この頃、映画ウエストサイドストーリーも封切られた。私は何に魅せられたのか12,3回は観に行った。教室ではジョージ・チャキリス […]
ありがとう!いえいえどういたしまして!これが気持ち良いのだ
私は3人掛けのボックスを占領していたので、一人掛けのカウンターに移った。
しばらくすると、アイスクリームが運ばれて来た。
「えっ、俺注文していないよ」と運んでくれた人に言うと「マスターから、席を移動してくれたお礼です」と言われた。
「ええ~ほんま、マスターにありがとうと伝えてや」。
この喫茶店のマスターは、大阪の八百屋のおっさんのように元気が良く、店に入ると「いらっしゃい!」と大きな声で迎えてくれる。
それを気に入って、神田駅の方に行く事があるとこの店に寄る。
このマスターのようなサービス精神があると、誰もが嬉しくなるのではないだろうか。
「マスター!気を遣わせて、ありがとう」「いえいえ、どういたしまして」良い気持ちで店の外に出た。
これが関係の基本だろうし、見知らぬ人と仲良くなるコツでもある。
神田道場?「どうして?」
そういえば、2018年4月7日に東京の道場を神田に持った。「どうして?」 私が大阪に道場を持ったのが、40年程前だ。この道場は、私自身の武道に対する考えを実験する場だった。 やるべき事、考えなければならない事、やった中で […]
やれる事をやる、やり残している事をやる、
私のやれる事で、今一つ皆の役に立っていなかったのが表現の世界だ。
折角、2005年から解散するまで毎年ドイツのフォーサイスカンパニーに、指導をしに行っていた事が、日本のダンサー達には手が届かなかった。
それは、当時の私自身の分析能力が低かったのと、ダンサー達が自分で考えるというところが大きく欠如していたからだ。
海外のダンスの先生達や、フォーサイスカンパニーに所属していた当時のダンサーの大半は、私のワークに興味を持ち日本まで個人レッスンを受けに来る人までいる。