学ぶために形がある
武道での組み型や分解組手は、あくまでも要素を身に付ける為にある。
決して、自分を喜ばせる為のものではない。
つまり、ひたすら汗をかき熱中するような運動、自分自身の攻撃力を誇示するもの、自分勝手に動きに熱中するものでもない。
もっと冷静な身体や意識、関係での反応等の学びである。
それはワークショップとて同じだ。
訳も分からず「楽しい」をやる事ではない。
この現代の「楽しい」は、味わった事がないし味わいたくもない。
空元気と同じものだからだ。
私の楽しいは、難問題にぶち当たり、それをどうにかしようとあがいている時、工夫をしようとしている時、これが一番楽しい。
何故なら、それが自分自身の実力を自分が知る時だし、そこを一段抜ける時だからだ。
ワークショップでもテーマとしては難問題を出す。
「こうですか?」と質問する事ではなく、自分が自分として「こうだ」を導き出す事だ。
だから楽しいのだ。
後2日。
東京ワークショップは6月3.4.5日、大阪ワークショップは7月1.2.3日です。
沖縄は8月5.6.7日に決まりました。
詳しくはhttps://www.hino-workshop.com/