2021年4月7日
武道の稽古は、身体が動くという事を知る。しかし、この身体が動くというのは、それほど浅くはない。 ここの鍵は、日常生活は無意識的な、つまり、改めて動きを考えたり指示を出したりするのではなく、自分としては知らない間に動いてる […]
2021年4月6日
原田医師との会話は面白い。面白いというのは、話題が多岐に渡るということ、そして深くなるという事だ。「会話とは?」そのものだからだ。 会話というのは、池に石を投げ込むようなものだ。小さな波紋が広がったり、大きな水しぶきが上 […]
2021年4月5日
日曜日の東京の身体塾は、マニアックこの上ない内容になった。武道の稽古もその延長で、高度なものだった。 「だった」というのは、稽古の時間の中で閃いた事をやるからだ。閃くといっても、それは基礎稽古、原理稽古からの応用だ。その […]
2021年4月3日
枝垂れ桜は、次に来る時は散っている。 去年の今頃は、まさかこの時期までコロナ騒ぎがあるとは思っていなかった。能天気と言えばそれまでだが、政府が的確な判断を下し、良い方向に持っていくと思っていたのだ。だが、この時期まで来て […]
2021年4月2日
切り口は大事だ。「青色」というテーマで、ピカソを論じていた。ストーリーがあると、見ていたものが変わると実感した。 しかし、そのストーリーを知らない時に見ていたものは、一体何だというのだ。もちろん、私自身の感性であり、私自 […]
2021年4月1日
0,1mmの誤差が出るから、この製品は駄目だとメーカーにクレームを付けた。懇意にしている宮大工さんの話だ。それは大工道具の差し金で測れないからだそうだ。そんな精密な仕事が宮大工と呼ばれる人の手技だ。年に3,4回身体のメン […]