2017年1月30日
方法は、それぞれの人の必然から生まれる。 技術も同じだ。 その個人が、個人の能力において見つけ出すものである。 その非常に個人的な方法や技術を、普遍化するのは難しいのだ。 当たり前の事だが、個人の能力はそれぞれに全く異な […]
2017年1月28日
私のWorkshopや教室では、そのWORKの基本的な説明をする。 そして手本を見せる。 そして「どうぞ」となる。 手本に関しての説明を最初はしない。 それは「見る」という能力を養う為。 そして、まず取り組んでみるという […]
2017年1月27日
「これは、どうしたら出来るようになるのですか」と質問される。 答える場合と答えない場合がある。 もちろん、無意識的に瞬時の判断だ。 「それでいいよ」という場合と「違うよ」という場合がある。 これは、少し時間が必要な分析的 […]
2017年1月2日
「字」というのは相当面白い。 数学のテストのように、そこに間違いが見えてしまうからだ。 ただ、数学のような間違いではない。 自意識という自分自身そのもののレベルということだ。 「字」で誰もが気にする、上手下手のことでもな […]
2016年12月1日
昨日は、大阪の稽古だった。 一番年長の74歳のおばちゃんとの会話。 「世の中には、素晴らしい人が一杯いるのですね」 それは、先日お会いした英語の松本先生や、特養の友人、東南アジアのストリートチルドレンを救済するための会社 […]
2016年11月28日
何年も教室に通ってきてくれているダンスの先生。 昨日の「胴体のねじれ」は、初めての感覚だと言っていた。 「ねじれ」は、体感覚を呼び覚ます一つだから、日野武道研究所では最も基本的なエクササイズだ。 だから、2005年から始 […]
2016年11月27日
お互いに向かい合って、大声でジャンケンをする。 二人だけなら、お互いの声は聞こえるが、それが40人以上の人達が同時にすると、まず聞こえない。 「目で聞け」と私は言う。 何人かの人は決まって「えっ、どういう風に?」とか「◯ […]
2016年11月17日
トークライブの冒頭で、「武道は日本が世界に誇る、身体文化であり精神文化でもある」と話したが、その詳しい話はしなかった。 時間が限られているので、次に進んでしまったからだ。 それが昨日の「道」ということだ。 もちろん、「道 […]
2016年11月16日
昨日のPete師範との会話を思い出し、あれっ、と気付いた事がある。 「武道」の話をしていたことだ。 大概の場合、技術の話に終止する。 いわゆる「どうすれば力がいるとか要らない」の話だ。 もちろん、そういった話や、一寸した […]
2016年11月15日
アメリカから中国拳法の先生が来日しており、その先生とお茶をした。 私の精密な身体操作に驚嘆されていた。 「もしかしたら、失伝したものが日野先生の中にあるかもしれない」と興味津々で、色々と質問された。 別れ際「今までやって […]