2023年1月

人生
自分に突っ込みを入れられる客観性を持たなければ成長しない

「私自身」の頭の中に対して疑問を持ったのは20歳の頃だ。
当時、ジャズについて音楽について等々。
また、それらのアウトサイダー的な評論の書籍を読み漁っていた。
結果、「こいつ何を書いているんや」と思った事もあったので、私自身の考えている事をレポート用紙に書くようにした。
その書かれた文章を後日読み返した時に、それこそ「こいつ何を書いているんや」と、自分の文章に突っ込みを入れずにいられなかった。
そういった事を数年繰り返した。
もちろん、今もそれは続いているが。
その時に、自分自身の文章の幼さや論理の飛躍他に気付いていったのだ。
つまり、自分自身の頭の中に疑問を持ち続けているという事だ。

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人生
自分なりにしか考えられないし解釈できない、そこに必要なのは客観性だ

人はどんな場合でも「自分なり」にしか考える事は出来ない。
そして「自分なり」にしか解釈できない。
つまり、どこまで行っても「自分勝手」なのだ。
だから、その事が「厄介な生き物」になる原因の一つで、私を含め誰もここをすり抜ける事は出来ない。
だから、余程の客観性を身に付けなければならないのだ。
この事に気付いたのは、30歳になった辺りだ。

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ダンス
やれる事をやる、やり残している事をやる、

私のやれる事で、今一つ皆の役に立っていなかったのが表現の世界だ。
折角、2005年から解散するまで毎年ドイツのフォーサイスカンパニーに、指導をしに行っていた事が、日本のダンサー達には手が届かなかった。
それは、当時の私自身の分析能力が低かったのと、ダンサー達が自分で考えるというところが大きく欠如していたからだ。
海外のダンスの先生達や、フォーサイスカンパニーに所属していた当時のダンサーの大半は、私のワークに興味を持ち日本まで個人レッスンを受けに来る人までいる。

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人生
次世代は、当たり前の事、「情熱」が格差を広げるだろう

そして、一番感じたのは、「意味や価値から」は古いという事だ。
古すぎて何を言っているのか分からない、そんな印象だ。
もちろん、最先端の勉強をしているだろうし、情報も持っている。
がしかし、それはAIがはじき出せる範疇であり、そこを脱するアイディアではない、つまり、古いのだ。
というと、次世代は何?となるだろう。
それは次世代ではなく、人間の持つ普遍的な感情であり情熱ありき、それを湧き上がらせる好奇心だ。
これらでしか「人を人足らしめない」のだ。
そして、その情熱から発せられた「私」は、間違いなく多くの人を巻き込み、応援を巻き込むのだ。

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