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からだ
武道が教えてくれる柔軟な考え方

武道には返し技や変化技がある。
その究極の目的は、どんな攻撃にも対処できる思考と身体を作り出す事にある。
しかし、大方は「返し技」や「変化技」として習得し、結局は色々な技と横並びになってしまい、変化できる「私」にはならない。
そんな事に気付いた時、稽古の方法を深く考えなければいけないと思ったのだ。

巷では「変化に対応する柔軟な考え方」を持たなければ、今後の世界の変化に対応できず取り残される、と囁かれている。
それはその通りだと思う。

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からだ
古流宗家との出会いは、新たな発見への糸口になるかもしれない

先日、日本の伝統武術古流の宗家とお会いし、少し交流の動きをした。また、古流の型を披露して頂いた。 宗家自身に興味を持ったのが、対談のきっかけだ。それは、フランス・パリでホームレスを3年間もやっていたという経歴があった事だ […]

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自分を変えるのは簡単と難しいと2通りある

難しい挑戦だというのは、考え方を根本から変える必要があるからだ。
この根本が難しいのだ。
それは、ある状況でないと、その考え方は浮かんで来ないので、隅々まで気付こうと思えば相当時間も行動も必要になる。
武道の話になるが、幕末の達人白井亨が、自身の日記で「出来たと思っていても、強そうな相手と立ち会うと、たちまち元の自分が現れ力んでしまう」と書いている。
この「出来たと思っていても」の「思っていても」がある限り、根っこは深いという事なのだ。
もちろん、「力んでしまう」と自己観察出来ているのだから、相当レベルは高いのだがそれでもまだ自分を変えてしまう事は出来ないのだ。

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ドア修理

物置小屋になってしまっているプレハブが、相当傷んでいる。とりあえずドアの窓だけでも修理しておく。でないと、雨が振り込んで木材や機械が痛むからだ。 「もういらないかな」とも思うが、実際屋根工事をしているので、木材を加工する […]

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明鏡塾
世間とは一線を引いているからのもの

「相手の中に入る」は、最高級難度なのだが、一人が出来ると皆んなが出来るようになってくる。
「場」に影響され「人」に影響され、知らず知らずの中に出来てしまうのだ。
それでも「まだ考えたらあかんで」という。
それは、その人の頭のプログラムが明確に書き変わってからでないと、元に戻ってしまうからだ。
飲み会で一人のベテラン柔整師が「意識や無意識を考えるようになり、治療の方法や治療を長時間やっても全く疲れなくなった」と話してくれた。
確実に進化している人を見るのは、こちらとしても嬉しくなる。
講座の始めに行う「背中を触る」の時、内科医が「この単純に見える動作でも、一人一人違うし、触れた感触も返ってくる言葉も全く違うのは面白いですね」とポツリ。

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ワークショップ
受講者の変化が嬉しい、それがワークショップを開く醍醐味だ

「こいつは何や?」と初日に思った人の目が、今日は生き生きとしていた。
「おお、ええやんけ!でも、もっと行けるから気合をいれや」
「ありがとうございます。昨日言われてからホテルに帰り、鏡とにらめっこをしていたら、ほんとに生気のない死んだ目でした。これではいけないと奮起しました」

そうだ、私が言ったからそうする、ではなく、私が言ったことが本当かどうか、自分としてどうなのかを確認する必要があるのだ。
そして、自分自身で気付く。
それに勝るものはないのだ。

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人生
ポイントがずれると、人は相当厄介な生き物になる

昨日は神田道場稽古始めだった。 長年伝統空手やっている人がおり、その人は自分の動きにリズムを取る。「???」 順番を覚えるには良い手段だが、実際に約束組手をする時には邪魔にはなるからリズムを取るのに良い所はない。それは自 […]

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未分類
それが事件か?

何気なくニュースを見ていたら、熊本の県会議員が叩かれていた。その叩き方を見ていて思ったのが、「日本列島総潔癖壁症候群」だと。 熊本のおっちゃんが酔っぱらって熊本の方言を使ってタクシーの運ちゃんに絡んだ。流れる動画を見たけ […]

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ワークショップ
大阪ワークショップは2月3.4.5日です。受付開始しています。

何時ものように「身体塾」は、身体を効率よく使うには?という事で、各関節を「感じ取る」「関節を繋ぐ線をストレッチ」をして覚える。
一寸耳慣れない言葉ですが、武道で培われたものです。

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人生
時代は変われど景気は変わらない、暗黒は70年代から始まっていたのでは?

1970年頃、高給なナイトクラブやキャバレーで働く女性の日当は10.000円程だった。
一般サラリーマンの月収平均が58.400円の頃だ。
女性の方はチップを含めると相当の日当になった。
現在では、15.000円からという店もあるが、当時の価値とは相当違う。
つまり、1970年辺りから2022年現在まで水商売関係は、さほど変わっていないという事だ。
ということは、価値観の多様化から飲む人が少なくなったのかもしれないが、経済的にはさほど豊かになっていないということだ。

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